RUNG HYANGが2作のEP『ROMANTIA』(2022年)、『AROMATIC』(2023年)をコンパイルしたLP作品を12月11日(水)にリリースすることが発表された。
サイドAとなる『ROMANTIA』は切ない心情をTomokazu “T.O.M” Matsuzawaによるグルーヴ溢れるトラックに載せて歌う“CICADA”で幕を開け、公私ともに仲のよい向井太一(現TAIL)をゲストに迎えた“Puzzle”、盟友・Shingo.Sの手によるチルトラップ的なR&Bチューン“Crush”、Shin Sakiuraによるモダンなディスコファンク“AWAKE”、ソウルミュージックへの愛に溢れたタイムレスなサウンドとともに「何が正しいのか?」「正しさとは?」と問いかけるバラード“嫌いな人”などを収録。
サイドBの『AROMATIC』は「大人よ遊べ」という近年のRUNG HYANGのテーマを軽快なサウンドで表現した“オトナの時間”や、想い人との関係の悩みを90年代R&B調のメロウなサウンドに包んで吐露する“weakness”といったShingo.Sとの楽曲から、ビートメイカー・illmoreと初タッグを組んだチルなR&Bチューン“Floater”、RUNG HYANGとTENDREの世界観が夕暮れに伸びる影のように交わう“ANY DAY”、誰もが避けられない「死別」をテーマにしたピアノバラード“Our story”の5曲が収録されている。
また、サイドAにはライブの定番でもある人気曲“嫌いな人”の新たなリミックスを追加収録。同曲はRUNG HYANGがパーソナリティを務めていたblock.fmの番組内にて、リスナーから寄せられた悩みに即興で制作したアンサーソングが元となっており、今回のリミックスはblock.fm局長・☆Taku Takahashi(m-flo)が担当。バラードな原曲を世界的リバイバルの機運をみせるドラムンベースにアップデートした作品になっているとのこと。バラードからダンスフロア仕様へと大胆な衣替えをしたという点では、Crystal Kay“Boyfriend -part II-”を想起させる。
ジャケットは岡本充男の撮影による『ROMANTIA』、嶌村吉祥丸の撮影による『AROMATIC』と、ファッション界で引っ張りだこの人気フォトグラファーが撮り下ろしたそれぞれのアートワークが両面に施される仕様。手元に置いておきたくなるアイテムとなりそうだ。
【リリース情報】
RUNG HYANG 『ROMANTIA / AROMATIC』
Release Date:2024.12.11 (Wed.)
Label:Kissing Fish Records
Cat.No.:KMKN-140
Price:¥5,000 (Tax in)
Tracklist:
[Side-A ROMANTIA]
A1. CICADA
A2. Puzzle (feat. 向井太一)
A3. Crush
A4. AWAKE
A5. 嫌いな人
A6. 嫌いな人 – ☆Taku Takahashi Remix
[Side-B AROMATIC]
B1. オトナの時間
B2. weakness
B3. Floater (feat. illmore)
B4. ANY DAY (feat. TENDRE)
B5. Our story
※LP