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Rhye、ニュー・アルバム『Home』1月リリース 「創造性とコミュニティの基盤としての“家”」


2020.10.29

Rhyeがニュー・アルバム『Home』を1月22日(金)にリリースすることを発表。合わせて、新曲「Black Rain」が10月28日(水)にリリース & MVも公開された。

LAを拠点に活動するMichael Miloshによるソロ・プロジェクト、Rhye。2019年から2020年初頭にかけて制作が行われたという本作『Home』は、2018年発表の前作『Blood』に続き、創造性とコミュニティの基盤としての“家”という考えを中心にした作品だという。ミックスはNine Inch NailsやU2などを手がけたにAlan Moulderが担当している。

Miloshは新たに公開された新曲「Black Rain」について「80年代のディスコ、例えばQuincy Jonesが解釈したようなディスコ・サウンドもある」と語っている。この曲にクラッシック・ロックとしての質が備わるようにするために、Miloshはドラム・パートを録音した。50年代のLudwigのドラム3点セットを使い、LAにあるエンジニア・George Massenburgのスタジオ「Revival at The Complex」にて行った。Miloshは続けて「Earth, Wind & Fireのレコーディングが行われたところで、特別な音が撮れる素晴らしいドラム・ルームがあるんだ。この曲のストリング構成はRimsky-Korsakov(リムスキー・コルサコフ)「Scheherazade」(シェヘラザード)にある軽快な進行から閃いたんだ」と語った。

2013年に1stアルバム『Woman』をリリースして以来、Miloshは大部分をツアー生活に割いており、年間100本にも及ぶライブを行い、トロント、モントリオール、タイ、オランダ、ドイツ、LAなど各地を巡り歩いてきた。パートナーのGenevieve Medow-Jenkinsとの新しい関係をはじめとする大きな人生の変化に伴い、彼はより恒久的な空間、心の安らぎを得られ、そしてシンプルに生きられる場所を求めるようになったという。

過去2年の間、アンビエント・ミュージックやメディテーションなどに重点をおいたライブ・イベントを継続して行っており、そのコミュニティは『Secular Sabbath』という名で知られている。そこはMiloshの声と音の実験的な即興演奏のための安全な空間として機能し、さらに、『Home』のほとんどの制作のインスピレーションをもたらしたという。そして、音楽と家との間には流れるような相互関係ができあがり、同時にそれらはひとつのものになった。アルバムを通してMiloshはある重要なテーマを強調している。それは、人生が私たちをどこへ連れて行こうとも、私たちはいつも家に帰ることができるのだと。


【リリース情報】

Rhye 『Home』
Release Date:2021.01.22 (Fri.)
Label:Loma Vista Recordings.
Tracklist:
1. Intro
2. Come in Closer
3. Beautiful
4. Safeword
5. Hold You Down
6. I Need a Lover
7. Helpless
8. Black Rain
9. Sweetest Revenge
10. My Heart Bleeds
11. Fire
12. Holy
13. Outro

※日本盤はボーナス・トラック2曲収録予定

Rhye 日本オフィシャル・ページ


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