梅井美咲がニューシングル“innerjade”リリースを本日12月4日(水)にリリースした。
幼少期からクラシックピアノ、エレクトーン、作曲を学び、東京音楽大学作曲科で高度な音楽理論を修得した梅井美咲。ピアノトリオの“梅井美咲トリオ”、そしてシンガー・菅野咲花との“うた”に焦点を当てたユニット・haruyoiとしての活動や、君島大空や吉澤嘉代子、luvisなど様々なアーティストのサポートとしても活躍している。
本作は自身が立ち上げた新レーベル〈plum(es)〉(読み:プラム)からの第一弾シングルとなる。レーベル名の由来は「梅」の「plum」と、フランス語で羽を意味する「plumes」から。作った音楽が自由に羽ばたいてほしいという願いが込められているという。
自身で作曲・作詞・アートワークを手がけた本作は、繊細で力強いピアノ、オーガニックで美しいトラック、物語のような構成が特徴的な一曲。ドイツ在住のファゴット奏者・高橋佑佳の無垢で透明感のある歌声が楽曲全体を彩り、梅井のピアノと高橋の歌声が織りなす冒頭のハーモニーは、冬の澄み切った空気を想起させる清らかさで、聴く者の心を浄化。楽曲が進むにつれて有機的なトラックが加わり、情熱的な歌とピアノが交錯する音のレイヤーが展開。その響きは美しい絵画のようで、トラックメイカーとしての梅井の才能が存分に発揮されている。
中盤のピアノソロ以降は繊細なタッチと情熱的な表現が融合する音のタペストリーを展開。クラシック、ジャズ、現代音楽のエッセンスが凝縮された、梅井美咲ならではの世界観が表現されている。
なお、12月12日(木)には東京・オペラシティ リサイタルホールにて初のピアノソロコンサート『Misaki Umei Piano Solo Concert-hazy recollections-』を開催。自身のオリジナル曲のほか、武満徹“雨の樹 素描”、カプースチン“ピアノソナタ 6番”、ラヴェル“水の戯れ”、Stevie Wonder“Overjoyed”を演奏予定。公演ページでは君島大空、吉澤嘉代子、坂東祐大、新垣隆といった梅井美咲が心から尊敬する音楽家からのコメントも掲載されている。チケットが現在発売中となっている。
【梅井美咲 コメント】
朝 大好きな場所に足を運ぶと、前に見た筈の翡翠色の海は跡形もなく消え去ってた。
悲しかったのに、帰りたい場所がもうないこと時間が巻き戻せないことを喜ばしく思った私は、誰なんだろう。
「漕ぎ出せばきっと深く息ができるから」と、舵を左に回した今が一番心地良い。
【リリース情報】
梅井美咲 『innerjade』
Release Date:2024.12.04 (Wed.)
Label:.plum(es)
Tracklist:
1. innerjade
Music, Lyrics, Piano:梅井美咲
Vocal:高橋佑佳
Recording, Mix, Mastarign:涌井良昌
【イベント情報】
『Misaki Umei Piano Solo Concert – hazy recollections -』
日時:2024年12月12日(木)
会場:東京・オペラシティ リサイタルホール
料金:ADV. ¥4,500 / DOOR ¥5,000
※全席指定:
■梅井美咲:X(Twitter) / Instagram