2018年に急成長したジャンルとして、コアなリスナーを中心に大きな注目を集めた“ローファイ・ヒップホップ”。そのローファイ・ヒップホップを語る上では避けられない、オランダを拠点とするレーベル〈Chillhop Records〉からのリリースで知られるフランス・グルノーブルのプロデューサー、L’indécis(ランデシ)の2018年作『Playtime』と、2017年作『Plethoria』の2作をコンパイルした編集盤『Playtime&Plethoria』が世界初のCD化を果たし、3月20日(水)にリリースされる。
今作にも収録されている「Soulful」を、なんとあのWill SmithがInstagram上のBGMとしてとりあげたことで、Questloveも反応するなど、予想外の波及をみせるローファイ・ヒップホップ。今年1月にコンポーザー/スライド・ギター奏者/DJのbeipanaがポストした投稿「Lo-fi Hip Hop(ローファイ・ヒップホップ)はどうやって拡大したか」も大きな反響を呼んだ。
また、同ポストをキッカケに、本日には小袋成彬とSTITCH INC.の渡邊貴志との鼎談記事「良い暮らしができるインディ・アーティストを10万人に – 次世代ディストリビューターが目指す世界」も公開。こちらも多くの注目を集めている。
本作『Playtime&Plethoria』は、そんなbeipanaが解説を担当。今日のプラットフォームとも合致し、急成長を遂げた同ジャンルを知るには最適の一枚と言えるだろう。
【お知らせ】ローファイ・ヒップホップの火付け役Chillhopの代表アーティスト、ランデシのアルバムのライナーノーツを担当しました。ウィル・スミスのインスタのBGMに採用された影響、ローファイブームに思うことなどのインタビューも敢行。3/20にP-VINEより発売です💿
https://t.co/buE44vV2SO— beipana (@beipana) 2019年3月6日
【ブログです】Lo-fi Hip Hop(ローファイ・ヒップホップ)についてまとめました。どうやって拡大したか、始まり、特徴、主なアーティスト、アニメとの関わり、そして今後についてなど – お時間ある時にどうぞ🙌https://t.co/EGQemwZGJV
— beipana (@beipana) 2019年1月14日
lo-fi hip hop記事に予想以上に多数の方から反応があり、やっぱり音楽ジャンルというよりネット・カルチャー/ミーム的側面が強いのかもなと実感。なのに参照元のGeniusやvice、NYタイムス、実際に聴かれてるアーティストも音楽的な視点で語るのでなんだかボンヤリしちゃうのかなと思いました。
— beipana (@beipana) 2019年1月15日
【リリース情報】
L’indécis 『Playtime&Plethoria』
Release Date:2019.03.20 (Wed.)
Label:P-VINE
Cat.No.:PCD-20403
Price:¥2,000 + Tax
Tracklist:
1.Check It Out
2.Soulful
3.Blind
4.Le Sud
5.Crossing Borders
6.Rekindling
7.Playtime
8.Her
9.Urban Canopy
10.Staying There
11.The God Behind the Pines
12.Breathless
13.Cloud Steps
14.The Creator
15.Underwater
16.Interlude
17.Wine & Roses
18.Soundscapes
※日本語解説付 beipana
※世界初CD化