ラッパー・KMCがニューアルバムを〈THA BLUE HERB RECORDINGS〉より4月17日(水)にリリースすることが発表された。
2022年リリースの『ILL KID』以来およそ2年ぶり、通算4作目のアルバムとなる今作は、THA BLUE HERBプロデュース、全曲O.N.O(THA BLUE HERB)によるビートで構成された作品だという。
合わせてアルバムからの先行曲「JUST DO IT」のMVも公開。同楽曲は「俺の相手はヒップホップだ」とKMCがスピットする決意の1曲となっており、MVの監督はAsuka Hamaguchiが務めた。KMCの熱量をストレートに表現した映像作品に仕上がっている。
【THA BLUE HERB RECORDINGS コメント】
お世話になっております。
札幌、THA BLUE HERB RECORDINGSです。
昨年はTHA BLUE HERBのラッパーILL-BOSSTINOのソロ名義tha BOSSの2枚目のアルバム「IN THE NAME OF HIPHOP II」の発売を軸に様々なプロジェクトを進めまして、皆さんのお力添えで無事全てを終える事が出来ました。ご協力、ありがとうございました。
この度は新たなプロジェクトのインフォメーションを送らせていただきます。
2021年のYOU THE ROCK★のアルバム以来となる、THA BLUE HERBプロデュースによるラッパーのアルバムになります。
今回の相手は、KMCです。
KMC
1986年生まれ、静岡県吉田町出身。2005年東京のHIPHOPシーンに憧れを抱き上京。同時期に行われていたDa.Me.RECORDS主催のハチ公前サイファーに参加した事をきっかけにラッパーとして覚醒。平日深夜のLIVEやラッパー同士のフリースタイルで腕を磨き、ジャンル問わず様々な現場に足を運ぶ様になり出会いを広げ経験を培う。
これまで3枚のアルバムを発表しており、我々THA BLUE HERBとも何度も現場で顔を合わせ、交流を深めてきました。我々もKMCのアグレッシブでフレッシュであり続けようとする姿勢が好きで、何よりKMCの我々に対するアプローチ、チャレンジが嬉しく、既に札幌を何度も訪れ、O.N.Oスタジオでマンツーマンで制作を進めてきまして、現在、間も無く全ての作業を終える段階です。
言葉の随所に隠せない、上昇への渇望、我々が組みたいと思ったのはシンプルにその熱量に尽きます。内なる渇きに自身も翻弄され、傷付きながらも尚も突破を図ろうとしている。そんなKMCのがむしゃらな詩世界を我々の手で音楽にして表現してみたいと思いました。加えてO.N.Oの止まらぬビートの進化、そこに対峙出来得る表現の多彩さをも彼には見出しました。早く聴いて欲しい曲ばかりです。
アルバムの発売は4月17日です。
まずは先行MVをご覧ください。「JUST DO IT」。
宜しくお願いします。
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