沖縄出身のSSW・安次嶺希和子が新作EP『抱擁』を本日6月12日(水)にリリースした。
2nd EPとなる本作は、「祈り」と「願い」をテーマに制作されたという一作。先行シングルにもなったオープナートラック“しらせ”は、故郷・沖縄県で言い伝えられている「しらせ」に由来している。何か災い事が起きた際に、大衆的には「祟り」として認知されるものを、沖縄では「しらせ」=神仏や霊魂などの存在が災いや出来事を通して「知らせている」という捉え方として受け止めることがあるという。
また、“抱擁”、“浮遊”の2曲は自身の親族の実話を背景として制作されており、「生々しい情景や感情が全身に行き渡るような感覚の中完成に至った」と語っている。なお、“浮遊”のリリックビデオは今月後半に公開予定とのこと。
“しらせ”、“浮遊”の作曲/編曲でSWING-Oが参加。アートワークは君島大空、黒木渚などの作品も手がける写真家・平木希奈が担当している。
EPを通して、安次嶺希和子の故郷である沖縄の土や風や青や緑の風景を連想させる、エスニックな空気感が散りばめられており、まさに自身のルーツに立ち返る作品と言えそうだ。
さらに、本作のリリースパーティが東京・代官山 晴れたら空に豆まいてにて6月23日(日)に開催される。現在チケットは販売中となっている。
【安次嶺希和子 コメント】
2nd EP『抱擁』は、「祈り」、そして「願い」をテーマに完成した作品です。
私の中で信じ育んできた精神世界、そして自身の出身地である沖縄県の風土漂う空気感をここまで顕著に表した作品をリリースするのは本作が初めてです。
私は、気配という感覚を疑うことなく人々が持ち合わせているように、その気配を以て目に見えない存在も在るものだと信じています。
今は亡き人、自身を見守る霊魂の存在を信じるからこそ、我々は祈ったり願ったりするのではないでしょうか。
そして、今は亡き愛する人へ、側で見守る霊魂へと想いを込めて祈り、願う時のやわらかな表情や空気感が、平木希奈監督を筆頭にKoki Noguchi(Hair Stylist), Shinya Kumazaki(Make up)によって形となり、ジャケットに落とし込まれました。
又、本作中の「しらせ」「浮遊」のサウンドは、2nd single「Flower song」でも音を作って下さったキーボーディスト/プロデューサーのSWING-Oさんが担当して下さっています。
「浮遊」では、自由に舞いなさいというメッセージが込められているような音で軽やかなテンポ感で完成に至り、「しらせ」ではついつい故郷沖縄のテイストを全開に、エスニック感漂う作品へと仕上がりました。
【リリース情報】
安次嶺希和子 『抱擁』
Release Date:2024.06.12 (Wed.)
Label:安次嶺希和子
Tracklist:
1. しらせ
2. 浮遊
3. 抱擁
4. やさしいあなたの目には
【イベント情報】
『安次嶺希和子 Pre. 「抱擁」 RELEASE PARTY』
日時:2024年6月23日(日) OPEN 12:00 / START 12:30
会場:東京・代官山 晴れたら空に豆まいて
料金:ADV. ¥3,500(1D代別途)
出演:
安次嶺希和子
SWING-O(Key.)
Fuga Akase(Dr.)
……and more!
・チケット
一般発売(e+):〜6月22日(土)23:59
■安次嶺希和子:X(Twitter) / Instagram