新世代の自称“ボーイ・バンド”、BROCKHAMPTONの創設者であるKevin Abstractが通算3作目となるソロ・アルバム『ARIZONA BABY』を4月25日(木)にリリース。同作より「Peach」のMVが公開されている。
BROCKHAMPTONは2018年にリリースしたメジャー・デビュー・アルバム『Iridescence』で全米アルバム・チャート1位を獲得し、“ウエスト・コーストのWu-Tang Clan”との呼び声も高いクリエイティブ集団。全米ツアーでも完売が相次ぐなど破竹の勢いを続け、今年8月16日(金)、8月17日(土)、8月18日(日)に渡って東京、大阪で開催される“SUMMER SONIC 2019”にて初来日が決定している。
そんなBROCKHAMPTONの創設者にしてリーダー・Kevin Abstractは、米テキサス州コーパス・クリスティ出身、現在22歳。11歳の頃に音楽制作をスタートしさせ、2010年に高校の同級生やKanye Westのファン・サイト「KanyeToThe」の掲示板で知り合ったメンバーと共にBROCKHAMPTONの前身となるAliveSinceForeverを結成。2014年に初のソロ・アルバムとなる『MTV1987』を、2016年には2ndアルバム『American Boyfriend: A Suburban Love Story』をそれぞれリリースしている。後者では自身と同じように同性愛者であることに悩む若者へのメッセージや、マイノリティに対して蔓延る保守的な社会への皮肉を歌い、Noisey、Pitchfork、Billboard、Complexなど世界中の主要メディアから高い評価を受けた。
今作『ARIZONA BABY』は自己発見とアメリカ社会をテーマにした作品で、ソロとしてはおよそ3年ぶりとなる最新作。全ての楽曲をtaylor Swift、Lordeなどのプロデューサーとして知られるSSWのJack Antonoff、BROCKHAMPTONのプロデューサー、Romil Hemnani、そしてKevin Abstractの3人が中心となって制作。多種多様なサウンドと、力強くもエモーショナルなKevin Abstractの個性的なボーカルが際立った作品となっている。
【リリース情報】
Kevin Abstract 『ARIZONA BABY』
Release Date:2019.04.25 (Thu.)
Label: Question Everything/RCA
Tracklist:
01. Big Wheels
02. Joy Ride
03. Georgia
04. Corpus Christi
05. Baby Boy
06. Mississippi
07. Use Me
08. Peach
09. American Problem
10. Crumble
11. Boyer