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トランペッター近藤等則の遺した音源を使用するセッション企画に大井一彌、ermhoi、荘子itら参加


2021.06.22

昨年惜しくも逝去したトランペッター近藤等則の未公開音源を使用したセッション企画『実験JIKKEN-繰音-』が6月25日(金)より近藤音体研究所から配信される。

『実験JIKKEN』は近藤等則の息子・近藤陽太が企画する配信ライブ・プロジェクト。出演者に近藤の遺した音源を提供し、近藤が30年以上使用していたスタジオ「近藤音体研究所」を会場にセッションを行なっている。なお、『実験JIKKEN』には新たな表現を追求する実験の場にしていきたい、という願いが込められている。

過去『実験JIKKEN』プロジェクト詳細

過去に中村達也(Dr.)、中尾憲太郎(Ba.)、守家巧(Ba.)、山木秀夫(Dr.)、SUGIZO(Gt. / Vn.)という錚々たるメンバーが出演してきた本企画。今回は今回はドラマー/プロデューサーの大井一彌(DATS / yahyel)がermhoi(Black Boboi / Millennium Parade)、荘子it(Dos Monos)、サウンド・エンジニアの葛西敏彦を客演に迎えて開催。

近藤等則の未公開音源を大井がサンプリングし、トラックを制作。そのトラックにermhoiがボーカルで、荘子itがラップでセッションをする内容となっており、葛西はリアル・タイムでの音作りに徹する。サンプリングの試み、近藤とゆかりのないアーティストの参加は今回が初となる。

視聴チケットは現在発売中。また、Twitterではトラック(音源)がプレゼントされるRTキャンペーンも行われている。こちらもチェックを。


【大井一彌(DATS / yahyel) コメント】

いつものように膨大なサンプル音源を手に入れたが、 いつもと違うのは、そのサンプルの出処がハッキリし過ぎている事だった。これほどまでにオーソライズされた情報を扱えること自体、今時珍しいことだと思う。
“トランペットのサンプル音源”と、“近藤等則さんの生前の生演奏”という二つの側面を持った音をもとに、記録された音の扱われ方の本質、ひいては生と死の在り方を暴くことを目的とする。
そこで、声と言葉で生きる二人のミュージシャン、ermhoiと荘子itに共演を。そのミックスとサウンドシステムは葛西敏彦さんの力をお借りして、二つの状態を行き来する音楽制作をすることにした。


【配信情報】

『実験JIKKEN-繰音-』
日時:2021年6月25(金) 21:00〜
配信:MUSER
料金:1,500YELL(¥1,650)
出演:
大井一彌(Dr. / TM.)
ermhoi(Vo.)
荘子it(Rap)
葛西敏彦(SE.)
近藤等則(Etp.)

※アーカイブ:〜7月9日(金)23:59まで(チケット付随、別途購入可)

配信詳細


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