Photo by ©Koji Hirano
XGが所属する〈XGALX〉の代表/エグゼクティブプロデューサーであるJAKOPS(SIMON JUNHO PARK)が9月24日(土)(現地時間)に開催された『ANREALAGE SPRING / SUMMER 2025 COLLECTION “WIND”』のサウンドディレクションを担当。ショーのために自ら制作したオリジナル楽曲“AVENTURE”をプレイした。
JAKOPSは本楽曲について、次のようにコメントしている。「この曲は〈ANREALAGE〉の今回の衣装コンセプトである風に焦点を当てて作業しました。風の軽さ、浮遊感を伝えるために空中に浮いているような感じを与えるステレオなシンセサイザーをメインソースとして使用し、ブランドのコンセプトと一致するサウンドを作り出し、観客がショーにさらに没頭できるようにしました。幻想的なアンビエンスサウンドと緊張感を与えるシンセサウンド、Creatureサウンドを通じて自然が与える神秘的で雄大な印象を作り出しました。アフロハウスのリズムを使って幻想的でありながら安らかな感じを生かし、モデルたちのウォーキングの邪魔にならないように過度でないグルーブを作り出しました。曲の後半に進むほど、アルペジオシンセサイザーとドラムリズムを追加して雰囲気を高めながらショーのクライマックスに向かえるように編曲し、ショーが終わる瞬間まで観客を集中させる曲です」。
〈ANREALAGE〉は森永邦彦が率いるファッションブランドで、「日常」と「非日常」を越境するというフィロソフィーのもと、パリコレクションで発表を続けている。2015年春夏コレクションでパリコレクションデビューを果たし、その後パリコレクションでの発表を継続。今回の2025年春夏コレクションで、パリ進出10周年となる。2025年春夏コレクションのコンセプトは「WIND(風)」。ファッションとテクノロジーの境界を探求し続けてきた〈ANREALAGE〉の森永邦彦は、今回のコレクションで風を利用して服に命を吹き込み、目に見えない風の力を可視化し、新たなシルエットを作り出すというテーマに挑戦した。
「Xtraordinary Girls(エクストラオーディナリー・ガールズ)」の頭文字から付けられたグループ名であるXGを率いるJAKOPSが手がける「非凡」なサウンドと、〈ANREALAGE〉が追求してきた「非日常」のファッションが、両者の境界を超えて結束し新たな世界の扉を切り拓いた。
■JAKOPS(SIMON JUNHO PARK):Instagram