『岩壁音楽祭 THE FINAL』が山形県・瓜割石庭公園にて9月20日(土)、21日(日)の2日間にわたって開催される。
2019年にスタートした『岩壁音楽祭』は、古来より命がけで切り拓かれた岩壁と、シーン先端を開拓し続けるアーティストたちを掛け合わせ、音楽のさらなる可能性を提示する野外フェス。会場は“石切場”と呼ばれる採石場。ステージは、訪れた者たちの視界を圧倒する高さ50メートル以上の絶壁に囲まれている。
例年は1日のみの開催であったが、今回は初の2days開催。また、以前からのアナウンス通り最後の開催となる。
チケットは本日3月21日(金)より以下の店舗および、『岩壁音楽祭』が主催するイベント『PIXEL』にて購入可能。『PIXEL』は偶数月の第4日曜日に東京・渋谷KOARAにて開催されている。イベント詳細は『岩壁音楽祭』SNSよりご確認を。
例年よりも入場数を制限しているとのことで、チケットは入手困難になることが予想される。なお、オンラインでの販売は予定していないとのこと。
Lighthouse Records
住所:東京都渋谷区道玄坂2-9-2 正実ビル4F
[山形]
HAVE A GOOD SLICE
住所:山形県山形市飯沢506-5
raf-rec
住所:山形県山形市双葉町2丁目1−1
[仙台]
FOLKS STORE SENDAI
住所:宮城県仙台市青葉区一番町2丁目10−26 旭コーポラス B棟 1F
[盛岡]
CIY
住所:岩手県盛岡市大通1-7-15
[愛知]
LOVE
住所:愛知県名古屋市中区栄5丁目16-16 メディアラボ栄2F
[京都]
VOU
住所:京都府京都市下京区筋屋町137
【ステートメント(岩壁音楽祭より)】
岩壁音楽祭は、2025年9月の開催をもって最終回となります。このフェスは「フェスの作り方をオープンソース化すること」を目的としてスタートしました。
初開催の2019年は、開催方法から具体的な収支までをnoteで公開。コロナ禍による延期・中止も、その判断のプロセスを発信。2回目の開催となった2022年は、来場者全員にパンフレット代わりに運営マニュアルを配付しました。
あえて大きな協賛や公的な補助金に頼らず、再現性のあるノウハウを集めるため、インディペンデントな運営にこだわり続けてきました。
そして2025年、まだ実施したことのない2Days開催を行い、最後の知見を集めることで、HowToマニュアルを完成させ、プロジェクトとして解散します。
今年のチケットはすべて、店舗販売と手売りにしました。オンラインでの販売はありません。
ソーシャルメディアに流れてくるラインナップ、アルゴリズムや他人の意見に左右されるよりも、最終回だからこそ、フェスに行くという体験そのものにフォーカスしたい。チケットが買えるのは各地のレコードショップ、ピザ屋、コーヒースタンドなど。お店やそこにいる人たちに、それぞれ文化がある場所です。
チケットを手に入れるところからフェスは始まっています。全員が手売りで集まったフェスのフロアの熱量が、この時代には必要だと信じています。
それでは9月、そびえる岩壁のもとで皆さんに会えるのを楽しみにしています。
【イベント情報】