Header Photo by Mitch Ikeda
今夏『SUMMER SONIC 2019』でも来日を果たした英バンド、Foalsが来年3月に東名阪を回るジャパン・ツアーを開催することが発表された。
今回のツアーは、単独来日公演としては2014年以来6年ぶりとなる。また、10月にリリースされる発売の通算5作目となる新作『Everything Not Saved Will Be Lost – Part 2』から第2弾シングル「The Runner」も公開された。なお、同曲のMVは来週公開予定とのこと。
今年3月にリリースした新作『Everything Not Saved Will Be Lost – Part 1』に続く、最新作『Everything Not Saved Will Be Lost – Part 2』の日本盤発売日も10月23日(水)に決定。この2枚のアルバムは、共通のテーマ、アートワーク、タイトルをもつ“対”となる作品。『Part 1』はすでに欧米のメディアでは「Radiohead『OK Computer』を継承する作品」「モダン・オルタナティヴ・ロックを最高の形で象徴するバンド」と今年度最重要アルバムのひとつとして高い評価を獲得している。7月に発表になった『Mercury Prize』では、2019年「Album Of The Year」候補にノミネートされた。
『Everything Not Saved Will Be Lost – Part 2』は世界情勢への懸念と終末論的テーマとともに、『Part 1』がこれまでにFoalsが受けてきた様々異なる影響を融合させたようなサウンドを聴かせた一方、『Part 2』はより強力なリフが全面に押し出され、洗練されたビートと激しいリズムとともに、直感的な激しさが今にも爆発しそうな「ポスト・パンクとサイケデリアのヘビー級の衝突」とも呼べるような楽曲の数々を収録している。その典型的な曲がアルバムからの第一弾シングル「Black Bull」。ライブでも確実に盛り上がること必至だろう。
メンバーのYannis Philippakis(ヤニス・フィリッパケス)は次のようにコメントしている。「『Part s』はよりヘヴィな音がするんだ。ギターがより強調されているし、ビッグなリフもいくつかある。ロックのアルバムだね。『Part 1』からの文脈を引き継いでいるのは間違いない。『Part 1』は多くの火と破壊的なイメージで終わっているけど、『Part 2』では挫折の中で、そして焦土の中でどうやって立ち上がっていくか、僕たちがしてきた旅が完結するんだ」。
なお、今年の『Glastonbury Festival』ではサプライズ出演を果たし、観客の中へ飛び込んでいったYannisが会場中をひとつにした映像でも話題を呼んでいる。
https://www.youtube.com/watch?v=SDoUMs3RLKo
【イベント情報】
Foals 『JAPAN TOUR 2020』
日程:2020年3月3日(火)
会場:愛知・名古屋 CLUB QUATTRO
日程:2020年3月4日(水)
会場:大阪 BIG CAT
日程:2019年3月5日(木)
会場:東京・新木場 STUDIO COAST
チケット:詳細近日発表
お問い合わせ:SMASH 03-3444-6751
【リリース情報】
Foals 『Everything Not Saved Will Be Lost – Part 2』
Release Date:2019.10.18 (Fri.)*
Label:Sony Music
Tracklist:
1. Red Desert
2. The Runner
3. Wash Off
4. Black Bull
5. Like Lightning
6. Dreaming Of
7. Ikaria
8. 10,000 Ft.
9. Into the Surf
10. Neptune
*日本盤発売日:10月23日(水)