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UKの若きSSW・Declan McKenna、武器貿易問題を批判した自身初のチャリティーSG「British Bombs」リリース


2019.08.21

英国出身、20歳のSSW・Declan McKennaが新曲「British Bombs」を8月20日(火)にリリース。合わせてMVも公開

英BBCのその年ブレイクが期待される新人リスト『BBC Sound Of 2017』のロング・リストに選出されるなど、期待の新人として注目を集め、当時18歳でデビュー・アルバム『What Do You Think About the Car?』をリリースしたDeclan McKenna。これまでも世界の多岐に渡る問題提起を題材とした楽曲を書いてきた彼だが、およそ2年ぶりの新曲となる本楽曲は、現在ロンドンで話題となっている武器貿易問題への政治的偽善態度を痛烈に批判するもの。

本楽曲に対して、本人は以下のようにコメント。「戦争を止めたり武器の売買を止めるには複雑な事情があって難しいってほのめかす大人がいるけれど、そんなのクソくらえだ。僕は戦争に断固として反対だし、ちゃんとそれをメッセージとして曲を通じて発信したかった。暴力は暴力を生むだけだし、僕は世界中が平和であることが難しいとは思わない。戦争をビジネスだと思っているような節が(大人には)あるけれど、そのような発言を平気でする人間の態度は、控え目に言って恥だと思う」。今回のシングルから得る収益はすべてチャリティーとして寄付される予定とのこと。

Declan McKennaの名前を音楽シーンの中に広めるきっかけとなったのは、2014年当時15歳だった彼がセルフ・リリースしたシングル「Brazil」。同曲はFIFA(国際サッカー連盟)の汚職と同年のサッカー・ワールド・カップを批判した歌詞の内容がネットを中心に大きな話題に。その後、親に受け入れてもらえず、プレッシャーに耐えきれず自殺してしまったトランスジェンダーのティーンについての投稿にインスパイアされた楽曲「Paracetamol」を発表するなど、これまでも社会問題をデジタル・ネイティヴ世代、そしてジェネレーションZ世代という立場から発信してきた。


【リリース情報】

Declan McKenna 『British Bombs』
Release Date:2019.08.21 (Wed.)
Label:High Quality Popular Music
Tracklist:
1. British Bombs

日本オフィシャル・サイト


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