昨年ヴァンクーバーの注目のカセット/デジタルレーベルである〈1080p〉から本名名義では初のフルレングスとなるアンビエント・アルバム『Clouds of David』をリリースした、Magic Touchとしても活動しているDamon Eliza Palermo。
Magic Touchとしてはすでに来日を果たしている彼だが、ついに来月Damon Eliza Palermoとしての日本初ライヴが開催される。
共演は盟友Dustin Wongと、かつてMagic Touchとコラボ作もリリースしている、日本人プロデューサー/DJのSapphire Slows。
Damon Eliza Palermo “Ambient Show in Tokyo”
日程:2016/05/07(日)
会場:落合SOUP
時間:OPEN 19:00 / START 19:30
料金:前売 2,500円 / 当日 3,000円
LIVE:
Damon Eliza Palermo
Dustin Wong
Sapphire Slows
TOTAL INFO:PLANCHA
イベント詳細:
http://www.artuniongroup.co.jp/plancha/top/news/damon-eliza-palermo-ambient-show-in-tokyo
Damon Eliza Palermo (1080p, Los Angeles):
かつてはMi Amiのドラマーとして、近年はMagic Touch名義でハウス/ディスコ・ミュージックを制作し、〈100% Silk〉からヒット作『I Can Feel The Heat』をリリースするなど、ハウス・ブームの火付け役として注目を集めてきたDamon Eliza Palermo。彼はMagic Touchとしての活動の傍ら、本名名義でアンビエント〜ニュー・エイジ的作風のアプローチをしており、CD-Rのミックスなどを自主制作してきたが、昨年ヴァンクーバーの注目のカセット/デジタルレーベルである〈1080p〉から初のフル・レングスとなる『Clouds of David』をリリースした。Yamaha SU700を駆使し、シンセ、サンプル、ギター、ピアノによって録音されており、学生時代に好んだシューゲイズ、クラウトロック、そしてポストロック的エッセンスまでが融合された、ノスタルジックでエモーショナルな音像の流麗なアンビエント作となっている。今回のライヴが本名名義での初日本ライヴとなる。
Dustin Wong:
Dustin Wongはハワイで生を受け、2歳の時に日本へと移住。そして高校卒業までを日本で過ごし、大学進学のため渡米。渡米後はEcstatic Sunshine、Ponytailでの活動を経て、ソロとして〈Thrill Jockey Records〉と契約。多数のエフェクター足元にならべ、ディレイ、ループ 等様々なエフェクトを駆使し、ミニマルでカラフルなレイヤーを描き出していく万華鏡のごときギター・パフォーマンスは各所で話題となる。日米をまたにかけ活動し、2012年は朝霧JAMへの出演、さらには盟友であるDirty Projectors、Beach Houseのジャパン・ツアー(2013年)のオープニングもつとめた。2013年5月には嶺川貴子との共作をリリースし、”FUJI ROCK FESTIVAL ’13″に出演。そして通算5作目となるニュー・アルバム『Mediation of Ecstatic Energy』がリリースされた。 2014年には嶺川貴子との共作2作目となる『Savage Imagination』を発表し、デュオでの約1ヶ月に渡る北米ツアーも行い、2015年には初の中国ツアーも慣行した。2015年秋には再びBeach Houseのサポート・アクトとしてヨーロッパ・ツアーに帯同。現在はソロ、デュオの他、鈴木慶一の新バンド、鈴木慶一with マージナル・タウン・クライヤーズのメンバーとしても活動している。
http://www.artuniongroup.co.jp/plancha/top/artists/dustin-wong/
Sapphire Slows:
東京在住の若きプロデューサー/DJ。シンセサイザー、打ち込み、サンプリングなどを使い作り上げたトラックに浮遊感のあるヴォーカルをのせ、実験的でありながらも美しく耳に残る独特な世界を作り出していく。2011年に自宅の寝室で楽曲制作を開始して間もなく、LAのアンダーグラウンドレーベル〈Not Not Fun〉と日本の名門インディー・レーベル〈Big Love〉からデビュー。瞬く間に世界中のアンダーグラウンド・シーンから注目を集め、すでに2度の北米ツアーとヨーロッパ・ツアーを行った。DJとしても国内外のイベントでプレイを重ね、インディー、ハウス、テクノなど新旧さまざまなエレクトロニック・ミュージックをミックスしていくアナログ中心のプレイが評価されている。2015年にはパリで開催されたRed Bull Music Academyに参加しており、海外でも精力的に活動を続けている。