CRZKNYが斎藤潤一郎とのコラボ作第9弾として、ニュー・アルバム『暴徒たちの骸』を6月24日(木)にリリースすることが発表された。
名古屋のコレクティブ/レーベル/クラブである〈GOODWEATHER〉所属のCRZKNY。サブ・レーベル〈DKMV〉(DONTKILLMYVIBE)立ち上げと同時に発表した12ヶ月連続アルバム・リリース企画の最新作となる本作は、“真のロウ・ハウス”アルバムだという。
本作を制作するにあたっては、この企画の第3弾『夜を/越えて』でもオマージュを捧げたFULLMATIC『L.O.G 1991 TAPE』(2020)の制作手法を取り入れ、シカゴ・ゲットー・マナーな楽曲をサチュレーターとテープ録音を繰り返し行いサウンドの変容を重ねたのち、再びDAWにて音響処理を施し、独創性の高いロウ・ハウスを完成させたとのこと。
また、アルバムのコンセプトには“後戻りできない事象の連鎖から消失点へと進んでいく人々の物語”が掲げられている。各曲のタイトルが暗示するストーリーとサウンドを楽しんでみてはいかがだろうか。
なお、これまで同様に購入特典として、『死都調布』シリーズなどの著者として知られる漫画家/芸術家・斎藤潤一郎による書き下ろし『DKMV』(第九頁)が封入される。
【リリース情報】
CRZKNY 『暴徒たちの骸』
Release Date:2021.06.24 (Thu.)
Label:DKMV
Tracklist:
01. 暴力の夜明け – prologue –
02. 燃やされた記憶
03. 並べられた首
04. 音信不通
05. 惨劇の生存者
06. 沼地の遺体
07. 失踪者の末路
08. 犯罪者狩り
09. 報復の掟
10. 回帰不能点
11. 最期の賭け
12. 沈みゆく暴徒たち – epilogue –
※アルバム購入特典として斎藤潤一郎書き下ろし『DKMV』第九頁を封入。
■斎藤潤一郎:Twitter