ASIAN KUNG-FU GENERATIONの後藤正文が設立した『APPLE VINEGAR -Music Award-』の今年の大賞作品と特別賞2作品が発表された。
本アワードは2018年に立ち上げた新進気鋭のミュージシャンが発表したアルバムに贈られる作品賞。文学界での芥川賞を参考に、デビューアルバムに限らずミュージシャンがそのキャリア初期に発表した作品を評価する仕組みを作り、今後の作品制作をサポートする賞金を贈呈することで、若手ミュージシャンを応援できればという思いを持ってスタートした。
今年の大賞作品は君島大空が昨年9月にリリースした『no public sounds』に決定。さらに特別賞には原口沙輔『アセトン』、野口文『botto』が選出。後藤正文本人をはじめ、アワードの趣旨に賛同した個人、9社の企業から募った協賛金により、大賞の君島大空に61万円、特別賞の原口沙輔、野口文にそれぞれ40万円ずつの賞金が贈呈されることに。
『APPLE VINEGAR -Music Award-』オフィシャルサイトでは6名の選考委員──後藤正文、accobin(イベントスペースOLUYO社長/作詞作曲家/演奏家)、三原勇希(タレント/ラジオDJ)、Licaxxx、有泉智子(音楽雑誌「MUSICA」編集長)、蔦谷好位置(音楽プロデューサー、作曲家、編曲家)──による選考会のレポートが公開されているほか、後藤正文による君島大空への大賞受賞者インタビューも後日公開予定とのこと。合わせてチェックを。
SATOH『BORN IN ASIA』
野口文『botto』
Tokyo Gal, DJ FRIP a.k.a Beatlab『Flash Back』
5kai『行』
冥丁『古風Ⅲ』
君島大空『no public sounds』
山二つ『テレビ / Television』
CHO CO PA CO CHO CO QUIN QUIN『tradition』
Skaai『WE’LL DIE THIS WAY』
賽『YELLOW』
reina『You Were Wrong』
※アルバムタイトル AtoZ順