SSW/ピアニストのAMIKOが新曲「A Long Dream」を本日2月24日(水)にリリースした。
2018年より映画音楽の制作を中心に活動をスタートさせたAMIKOは、トラックメイキングからデザインまで手がけるマルチ・アーティスト。3月下旬にリリース予定だという新作EPからの先行シングルとなる今作「A Long Dream」は、“一つの人生を通して一つの永い夢を見ている”というイメージで制作した作品。AMIKO本人によると、“夢のように混沌とした展開や儚さが現実世界でも起こり続けてしまう危うさ”も表現しているという。
サウンド・プロダクションについてはAMIKOが制作時によく聴いていたJerkcurbなど、英サウス・ロンドン・シーンのアーティストたちの音楽から影響を受けたとのこと。楽曲中の印象的なギターは、NENGUのギタリスト・庫太郎によるもの。
カバー・アートワークは昨年10月に開催された戸田真琴と飯田エリカによる映像・写真展『Golden dust』にて展示されていた、飯田エリカ撮影の写真を使用している。
なお、AMIKOの新作EPは〈sensor label〉から受注生産限定でレコード化し、販売する予定とのこと。続報を楽しみに待とう。
【AMIKO コメント】
潜在意識や個人の歴史から生じる夢の現象は、まるで自分だけを映す鏡のよう。“それぞれが一つの人生を通して一つの永い夢を見ている”という感覚を音にしました。
歌詞も同じように、夢のように混沌とした展開と儚さが現実世界でも起こり続けてしまうことをイメージしています。盲目の人が見る夢だったり、無音の部屋で聴いてきた音楽、とても説明のつかないものを具現化するようなことがしたい。いつも何かを作るとき、“抽象画に輪郭をつける”というイメージで作っています。
【リリース情報】
AMIKO 『A Long Dream – Single』
Release Date:2021.02.24 (Wed.)
Label:AMIKO / sensor label
Tracklist:
1. A Long Dream