モンスターパーティ『AMAPINIGHT』と韓国Cakeshopを拠点とする前衛的イベント『Hyperwine』による共催パーティ『HYPERCLUB TOKYO 2.0』が東京・渋谷R Loungeにて3月22日(土)に開催。スペシャルゲストとしてジンバブエ出身、現在はアムステルダムを拠点とするプロデューサー/DJのState OFFFを招聘する。
南アフリカ発のダンスミュージック・ゴム(Gqom)シーンにおいて最高のキュレーターと称されるState OFFFは、2022年の1st EP『TODAY GQOM』以降、『EDITSSS』シリーズなど、ゴムをベースとしながらも、そこから飛躍した作品の数々で世界中から注目を浴びてきた。
DJにもそれは反映されており、その革新的な構成は、意図された歪みや複層的で多彩な響きが交わる、特別な聴覚体験をもたらす。ミニマルな進行はモダンで、その中にはアフリカのディアスポラや、様々な国からのエキサイティングな現代エレクトロニックミュージックが散りばめられている。

今回開催される『HYPERCLUB』は、レーベル〈Carousel Seoul〉とコレクティヴ〈Hyperwine〉によってCakeshopで開催されてきたパーティラインで、Mike QやFlorentino、Bobby Beethoven(fka. Total Freedom)といった著名アクトを迎えてきた。また、State OFFFの最新EPでゴムの重要作品『Simulacra』も、〈Carousel Seoul〉からリリースされている。
〈Hyperwine〉のファウンダー・Nevin The Dudeや、〈Carousel Seoul〉からリリースする唯一の日本人プロデューサー・WRACKなど、レーベルを巡るパーティメイクは徹底されている。東京に未体験の狂騒を繰り広げてきた、SAKURA、RINA、AOIによる『AMAPINIGHT』からは、昨年の『FUJI ROCK FESTIVAL』や『RDC』、『STAR FESTIVAL』などステージを拡大し続けるSAMOと、大阪発の人気パーティ『FULLHOUSE』ではSAMOとレジデントメイトのTAKENOKO。〈Spotify〉、〈Netflix〉、〈AMBUSH〉、〈DIESEL〉といったメディア/ファッションのパーティからもオファーを受けるYUUGOHがラインナップ。
なお、日本のゴムシーン代表といっても過言でない〈TYO GQOM〉は、2023年にState OFFFの招聘に試みており、今回は2年越しの念願の共演となる。さらに、LAから舞踏/特撮/フィルムノワールの要素を融合してスピリチュアリティや神話、宇宙観を探求するアーティスト・011668の来日も決まった。
進化系ゴムとアマピアノ、重心が低いヒップホップやベースミュージック、ビートが弾けるハウス/テクノが混ざり合う注目のパーティとなりそうだ。
【イベント情報】
『AMAPINIGHT x HYPERWINE Presents: HYPERCLUB TOKYO 2.0』
日時:2025年3月22日(土)OPEN 22:00
会場:東京・渋谷R Lounge
料金:¥3,000
出演:
[SPECIAL GUEST]
State OFFF (Zimbabwe)
[LINEUP]
SAMO
TYO GQOM
01186 (Los Angeles)
TAKENOKO
WRACK
Nevin The Dude
YUUGOH
[HOST]
SAKURA
RINA
AOI