1991年に結成されたNYの女性4人組(現在は3人組)オルタナ・バンド、Luscious Jackson(ルシャス・ジャクソン)。2000年に解散した彼女たちですが2011年に再結成、そして14年振りとなるニューアルバム『Magic Hour』(via City Song)が11月5日にリリースされたばかり。
1992年のデビューアルバムはBeastie Boysが設立したレーベルGrand Royalからのリリース。そんな縁もあってか、最新作にはビースティーのAdam Horovitzが関わった「So Rock On」という曲も収録されています。
The Breeders、The Go! Team、ジョンスペが出会ったかのような(いかにもNYらしい)「ゴッタ煮感&DIY感」はオバチャンとなった今も健在。ここに紹介する「#1 Bum」は、地を這うようなダビーなベースラインにレゲエ調のギター、そしてユルいラップの組み合わせが非常にかっこよく、昨今のグランジとは別の視点から90’sオルタナのリバイバルを感じさせる一曲。ちなみにミュージックビデオを撮影したのは元The BreedersのJosephine Wiggs。完璧です。
「#1 Bum」をもし気に入ったなら、「Magic Hour」収録のこの曲もチェック!こちらはよりファンキーで脱力なロックンロールです。
(Text by deidaku)