モデルとして活動する月乃ルナと、コスプレイヤー・モデルとして注目を集める近衛りこによるユニットJC + The Mechanics(ジュラシック・カッパーフィールド・アンド・ザ・メカニックス)が、今回オマージュを捧げるMy Bloody Valentineにちなんで2月14日(水)ヴァレンタインデーより活動を開始。デビュー・トラック「Night Breeze」を発表しました。
往年のシューゲイザーの様式美に倣った浮遊感のあるウィスパー・ヴォーカルと轟音ギター、そしてミニマルなメロディ展開をみせるこの「Night Breeze」は、禁断の多数決のほうのきかずなり、上野勇介、はましたまさしが提供。
近衛りこがThe Jesus and Mary Chain時代のBobby Gillespieばりにけだるいスタンディング・ドラムをキメ、ヴェイパーウェイブ感溢れるグラフィックスを散りばめたMVもほうのきかずなりが担当しています。
ユニットは次なる楽曲にも取り組んでおり、こちらは高野政所(LEOPALDON、DJ JET BARON)がプロデュースを担当するとのこと。ユニットの全貌としてはまだまだ謎が多いですが、今後の展開に要注目です。
<結成までのストーリー>
モデルなどで活躍する、月乃ルナと近衛りこの二人が新音楽ユニット、JC + The Mechanicsとして活動を開始した。2017年初夏、月乃と近衛の二人は、ポピュラリティを得たフューチャーバー《BANG BANG BAR》にて偶然出会ったシャーマンの月山海氏に導かれキーライムパイを食べながら瞑想をインセッション、そこで見た景色は、カクテルネイションで彩られた新世界であり、バーの隅っこには棒立ちでスタンディングドラムを叩く男ボビー・ギレスピーの幻想が現れ、フロアタムとスネアドラムだけで可憐なBGMを奏でたという、ステージでは世界的マジシャンであるデヴィッド・カッパーフィールドがジュラ紀へとタイムスリップ体験が出来る『ようこそジュラシックワールドツアーへ』というイリュージョンを披露し、瞬く間に魅了されてしまった二人は愛の世界から愛の無い世界《ラヴレス》へと深く潜り込んでしまったという。翌朝、モーニンググローリーを迎えた月乃と近衛の二人は気持ちの赴くままに音楽ユニットを結成。そのとき、近くに居たホームレスの鼻歌が聞こえたという、その曲は、マイク&ザ・メカニックスの『リヴィング・イヤーズ』であったことから、ユニット名はJC + The Mechanics (ジュラシック・カッパーフィールド・アンド・ザ・メカニックス) となり、愛なき世界《ラヴレス》でロウビートを刻み、新たなシューゲイザーサウンドを鳴らし始めたという経緯、である。そして、本日のヴァレンタインデーに、シューゲイザーのオリジネイターであるマイ・ブラッディ・ヴァレンタインをオマージュしたシューゲイザーサウンドでデビューを飾る。(プレスリリースより引用)
(Text by deidaku)