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Bazz / プリン飲すょ [ft.綿めぐみ]


マルチネより2枚同時リリースされたEPより、ポップ・サイドの『Pudding EP』から綿めぐみを招いたフレンチ・タッチなタイトル・トラック!

2017.01.05

〈Maltine Records〉より、DJ/プロデューサーのBazzがEPを2枚同時にリリースしました!

Bazzは2000年代後半、東京を中心に盛り上がりをみせていたエレクトロ・シーンにおいて頭角を表したDJ/プロデューサーのひとり。近年はだいぶマイペースな音楽活動ぶりでしたが、昨年には同じくマルチネからリリースされたThe Hair Kidの『Plastic Inbox』にも、okadadaやパソコン音楽クラブなどと共にリミキサーとして参加。

また、昨年頃からVaporwaveにもどっぷりハマっている様子がTwitterなどから伝わってきたり、フランスのレーベル〈Yeah!/Dish Records〉からミックステープ『Bazz Presents “AOR” Mixtape』をリリースしたり(そういえば、2012年頃にフリーで発表していた『The Ambitious C Mixtape』というミックスも同じような方向性で素晴らしかったです)と、いわゆる「エレクトロ」からは違った方向へとシフトしている様子が伺えましたが、綿めぐみをシンガーに招いた『Pudding EP』のリード曲「プリン飲すょ [ft.綿めぐみ]」は、原点回帰とも言えるようなフレンチ・ハウス〜フレンチ・ディスコな香りがたっぷり。

まるで透明な液体のように楽曲に溶け込む綿めぐみのボーカルも素敵です。曲のタイトルはなんて読めばいいのかわかりませんが。

ダンス・サイドに寄ったものもリリースしたかったとのことからダブル・リリースとなった今回。アナログ・シンセをメインで使用したという『EP Sun Of A Gun』のタイトル・トラックは11分超えのディープなハウス・トラック。もう一曲の「App7」はレーベルのリリース・ページにも書かれているとおり、2000年代後半のエレクトロを想起させる、懐かしくもどこか新鮮な一曲に。

なお、今回のEPのアートワークを手がけているのは三毛猫ホームレス作品や『アフターアワーズ』などでお馴染みの西尾雄太ですが、彼は実はBazzと同じ頃に東京エレクトロ界隈で注目を集めていたDJ/プロデューサーのLapinによるミックス『Hello Goodbye Electro』のアートワークを手掛けるなど、エレクトロ〜フレンチ・ハウス界隈とも密接に繋がっていた人物。

老人の戯言のように思われてしまうかもしませんが、2000年代の東京エレクトロ・シーンを少しでも享受した人間からするとこれは中々に感慨深いものがあるのではないでしょうか……!

[MARU-158] Bazz – Pudding EP

[MARU-159] Bazz – EP Sun Of A Gun


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