突如現れた正体不明のラッパー、Qiezi Mabo(チェズ・マボ)がシングル「Star Beach Love」を7月7日(金)にリリースしました。
この曲のプロデュースを務めるのは、LowPassのメンバーにして、自主レーベルの主宰からPUNPEEやOMSBのMV監督まで数々のディレクションも手がけるジャパニーズ・ヒップホップ界の異才ことGirgio Givvn。近年は沈黙を貫いてきた彼もまたシーンに戻ってきました。
音数を絞りながらも無機質で金属的な質感の音使いが印象的なビートに、語り口調な独特のフロウ、さらにボーカルとトラックとのミックス感など、どこからどこまでも異質な光を放っています。後半の荘厳な展開は近年のkanye WestやFrank Ocenaなどにも通ずる部分も感じさせつつも、その音色はまるでこの世の終わりを感じさせるようなディストピア色全開。ぶっ飛んでいます。
ちなみに、本楽曲は2019年にリリースするアルバムからの先行シングルとのこと。2年後に期待です。
また、8月11日(金)に渋谷WWWXにて開催される〈SUMMIT〉主催の恒例イベント、”AVALANCHE7″への出演も決定しています。果たして彼は一体何者なのでしょうか……。”AVALANCHE7″に行けば、その正体がわかるかも?