Sen Morimotoがニューアルバム『Time Is On Your Side』を、自身が主宰するレーベル〈Sooper Records〉から10月23日(金)にリリースした。
日本で生まれ、幼少期に渡米したSen Morimotoは、ジャズ、ヒップホップ、インディポップなどを融合させた独自の「ポストジャンル」なサウンドで高い評価を得てきたアーティスト。70年代のポップス、フォーク、ジャズから90年代のヒップホップ、現代のインディロックまで多彩な音楽を吸収し、デビュー作『Cannonball!』のジャズラップ、2ndアルバム『Sen Morimoto』のエレクトロポップ、3rdアルバム『Diagnosis』のプログレッシブジャズフュージョンなど、常にジャンルを縦横無尽に横断してきた。
アルバムのリリースにあわせて、オープニングを飾る2曲“Leave It All Behind”と“Flashback”のMVも公開。ノスタルジーにあふれたこの2曲は、本作の世界観を象徴する楽曲となっている。
“Leave It All Behind”は現在という瞬間に必死にしがみつこうとする曲で、対する“Flashback”は「気づいた時には、その瞬間はすでに過ぎ去っている」という諦念を受け入れる曲です。
今回のMVは、僕にとって初めてのストーリー仕立ての映像作品になりました。正直、制作の大変さを完全になめていました。ビッグフットが森を抜け出し、運命を求めてシカゴの大都会へと向かうストーリーなのですが、撮影と編集に丸1ヶ月かかりました。でも、ビッグフットを演じてくれた素晴らしいミュージシャン、Marcus Drake(マーカス・ドレイク)の頑張りのおかげで、最高の映像が撮れたと思っています。
完成した映像は6分近くあり、今のショート動画全盛の時代には全く向きませんが、僕の最高の自信作であり、これまで作った中で一番愛おしい作品です。
4thアルバム『Time Is On Your Side』では、前作のダイナミックなアプローチから一転、親密でタイムレスなソングライティングに焦点を当てている。ヴィンテージのドラムマシン、オーガニックなギター、豊穣なストリングスが織りなすサウンドは、時の経過によって歪んだ幼少期の記憶の残像のように、ノスタルジックで心に響くリリックを際立たせている。タイトルの通り、本作は絶え間なく情報が流れる「SNS時代」の加速するスピードに対するアンチテーゼでもある。
僕はもう「時間」と戦うのをやめました。時間を料理の隠し味のように捉えています。一発録りの即興で済む曲もあれば、樽で寝かせたワインのように何年も寝かせて、自分の過去と未来が等しく溶け込むまで待った曲もあります。このアルバムが、立ち止まって心を落ち着かせるきっかけになれば嬉しいです
カバーアートからMVに至るまで、すべてのビジュアルはSen Morimoto自身が手がけている。レコーディングには、KAINA、Ryan Person、Elijah Bradford、Brok Mendeら、彼のライブバンドを支えるシカゴの親しいミュージシャンたちが参加。Sen Morimotoと彼のコミュニティの手作業によって作られた、最も親密でパーソナルな作品となっている。
【リリース情報】

Sen Morimoto『Time Is On Your Side』
Release Date:2026.10.23 (Fri.)
Label:Sooper Records
Tracklist:
1. Leave It All Behind
2. Flashback
3. Overthinker
4. Chewing Gum
5. Lucky Strike
6. Moves Like A Drunk
7. The Devil
8. I Saw You
9. Time Is On Your Side










