日本ガラスびん協会によるプロジェクト『しよう!再使用!リターナブルびんラップチャレンジ』にて生まれたラップソング“#しよう再使用”のMVが公開された。
『しよう!再使用!リターナブルびんラップチャレンジ』プロジェクトは、リターナブルびん、びんリユースの仕組みの価値を再発見・再定義する活動『SO BLUE ACTION』の一環として今夏実施された。「銭湯で飲み終わったリターナブルびんが返却された本数を時間に換算して、ラップソングを作る」という新しい試みとなっている。返却されたリターナブルびん1本を1秒に換算し、銭湯好きアーティストであるxiangyu、Coldhotがその長さに応じたラップソングを制作した。
今回、本企画では415本のリターナブルびんが回収され、計6分55秒に及ぶ長尺のラップソングが完成した。ブレイクビーツやドラムンベース、アンビエントなどのジャンルを横断したトラックに、xiangyuの縦横無尽で表情豊かなラップが乗った異種格闘技的なダンスミュージックに仕上がっている。MVの監督はKairi Satoが務めた。
なお、本楽曲は11月13日(水)に各ストリーミングサービスにてリリース予定となっている。
【xiangyu コメント】
ひたすら「リターナブルびん」と繰り返す、思わず口ずさみたくなる! 中毒性のある曲になったと思います。7分弱の中で曲の速さやビート、雰囲気もどんどん変わるのでその中でテンションを変えラップするのが難しかったです。
MV撮影は銭湯の中でのシーンが思い出深く、まるでクラブかのようなライティングの銭湯は初めてみたので(笑)、そんな中での撮影はかなり面白かったです。いい思い出!
この企画に参加するまで「リターナブルびん」の存在を知らなかったのですが、とても環境にやさしいものだと学びました。おいしく飲んで楽しくエコ。そんなこの企画が、更に「リターナブルびん」が広がっていくきっかけになったら嬉しいです。
【タカノシンヤ(Coldhot) コメント】
近所の酒屋さんに空きびんを持ってって、戻ってきた10円で駄菓子を買ってウキウキしていた小学生のあの頃。
そんな記憶の扉が、この企画のおかげでパーンッと全開Openしており感情がマーブル模様です。
あの頃の自分は、まさか将来リターナブルびんをテーマにした曲を書くことになるとは思いもしなかった。環境に良くて、ある種おもしろいこの取り組みに作品で携われたこと、光栄の極みです。
この曲を聴いてくれた人が「そういえば、あったなあー」とか「10円戻ってくるのって不思議~」とか「よくわかんないけど、めっちゃええ曲やん」など、それぞれが少しでも何かを感じて、びんのことや地球のことをちょっとでも考えるきっかけになってくれればニンマリです。
最後に、この企画を実行するにあたって本当に沢山の方に助けていただき、ご協力していただきました。ありがとうございました。