Bearwearが新作EP『ever_changing』を本日7月31日(水)にリリースした。
エモやドリームポップといった音楽性で東京のバンドシーンを出自としながらも、近作ではデジコア/ベッドルームポップなど、宅録を中心としたDIYな体制での制作へとシフトしているBearwear。本作は2次元(Digital)と3次元(Physical)の両軸で活動するアーティスト・長瀬有花を全曲でフィーチャーした作品となっている。
本作には2組の出会いのきっかけでもある爬虫類から着想を受け、神話上の大蛇をテーマにした先行シングル“Basilisk”を始め、新曲“Find Out”、Bearwearの既存曲を長瀬有花がカバーした“Glider (ever_changing)”の全3曲を収録。ミックスはambientmonk(Bearwear)とnerdwitchkomugichan(Age Factory)が共同し、マスタリングはTakeo Kiraが手がけた。
合わせて収録曲“Basilisk”のMVも公開。EPのアートワークと同じくJACKSON kakiが担当した本MVは、箱庭的な世界観を舞台に、日常で目にするオブジェクトが無作為に並べられたビジュアルが印象的な映像作品となっている。
【Kazma(Bearwear) コメント】
「絶え間なく変わり続ける」という意味で“ever_changing” EPと名づけました。変わり続ける僕らの音楽性、自分の肉体や思考、まわりの環境。変化しながら自分の中にある変わらないものを大切にする僕らのスタンスの1つの到達点が今回の長瀬さんとの共作という挑戦でした。長瀬有花とJACKSON kakiという、バーチャルと現実の橋渡し的な役割を持つ2人とのコラボで、改めて自分のいる世界の脆さや美しさを見つめ直せた楽しい制作期間でした。
【ambientmonk(Bearwear) コメント】
長瀬有花さんが以前に僕らの「I’ll Take You Anywhere」という曲のMVを触れてくれていて、今回コラボをご提案させていただきました。実現できてとても嬉しいです!
“バーチャルと現実の二面性を持つ”長瀬さんのスタイルからは、形態をガラッと変えた今のBearwearとしても強いシンパシーを感じていて、沢山勇気をもらっています。このコラボがさらに大きな波として広がっていくことに期待です。
【長瀬有花 コメント】
一匹のトカゲがきっかけでEP制作が実現するなんて、夢よりも予想外で嬉しい出来事でした。
実は音楽性や在り方が似ている二組の魅力が自然と溶け込んだ、素敵な化学反応を感じられる楽曲になっています。
MVも併せて、ぜひお聴きください。
【JAKSON kaki コメント】
3DCGと立体映像の技術を使い、Bearwearのネクストにお力添えました。3DCGによって彼らがみていた世界(都市と自然)を形にし、ありえたかもしれない、世界の片隅を描いています。
【リリース情報】
Bearwear, 長瀬有花 『ever_changing』
Release Date:2024.07.31 (Wed.)
Label:ZAYA RECORS
Tracklist:
1. Basilisk
2. Find Out
3. Glider (ever_changing)
■Bearwear:X(Twitter) / Instagram
■長瀬有花:X(Twitter) / YouTube