主にヒップホップ畑の仕事でキャリアをスタートさせながら、その時代時代に合わせてチルウェイヴ〜クラウド・ラップなどと共振したり、近年ではPC Music界隈や日本のトラックメイカーらとも親交を深めているカナダのプロデューサー、Ryan Hemsworth(ライアン・ヘムズワース)がtofubeatsを招いた新曲を公開!
この新曲は昨年11月にリリースされたRyanの2ndAL『Alone For The First Time』に、日本のQrionやTomgggとのコラボ曲やxxyyxxによるリミックスなど5曲を追加した国内盤に収録されるモノ。
ちなみに、昨年10月に実現した彼の初来日公演時にはこのSpincoasterでもInterviewを行っております。
コチラもこの機会に改めてチェックしてもらえると嬉しいです!
この新曲となるコラボ・トラックですが、アルバム全編を通した内省的な雰囲気とも共通するとてもセンチメンタルかつメロウなトラック。
年末にRyanが今回のコラボの件をTwitterで呟いていたのですが、まさかこんな思いっきり歌モノ路線で、しかもtofubeatsによるボーカル曲を作ってくるとは思いませんでした。
しかし、もちろん単なる歌モノポップスというわけでは決してなく、よくよく聴き込んでみると細かいサンプルなどを綿密に組み込んだ変則的なビートが鳴っており、根っこにヒップホップがある2人らしいコダワリを感じさせてくれます。
cooking up something w/ @tofubeats for the new year hehe pic.twitter.com/FO8X8HNLli
— big hero 6 god (@ryanhemsworth) 2014, 12月 28
なお、今回のコラボに際してtofubeatsによる以下のようなコメントが公開されております。
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「ここ最近のベッドルームで音楽を作る人間のうちいくつかの人々に通底しているどことないさびしさ・・・って言ったらいいのかな、なんというかそんな雰囲気がRyanにはずっとあって、そこに遠い日本の自分がそこはかとなく共感して音楽を聴くようになったのが数年前。きっと実際は違う国に住んでいるし同じところも違うところもあるけれど、同い年でどこかではきっと同じ感覚を持っている彼と実際に日本でも会うことができて、こうして良い形でコラボレーションできたことに感謝です。多分、としか言えないけど、普遍的にも見えて現代にしか生まれ得ない音楽の形の一つだとおもいます。」-tofubeats
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また、Ryan Hemsworthの2ndAL『Alone For The First Time』より、先月末に公開されたMVも貼っておきます。
ゲスト・ボーカルに招いたのは気鋭の米インディ・レーベル、Orchid Tapesから昨年リリースした『DSU』が方々から高評価を得ていた米フィラデルフィアのSSW、Alex G
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Ryan Hems Worth『Alone For The First Time +5』
label: LAST GANG RECORDS / BEAT RECORDS
release date: 2015/02/28 (Wed) ON SALE
国内盤CD BRC-456 定価 ¥1,800(+税)
国内盤特典:ボーナストラック追加収録
beatkart: http://shop.beatink.com/shopdetail/000000001891/
amazon: http://amzn.to/1wUa1Af
Tower Records: http://bit.ly/1zTr0ng
HMV: http://bit.ly/1v8JyJW
Track List:
1. Hurt Me
2. Walk Me Home (with Lontalius)
3. Snow In Newark (with Dawn Golden)
4. Blemish
5. Too Long Here (with Alex G)
6. Surrounded (with Kotomi & DOSS)
7. By Myself (with The GTW & little cloud)
8. Every Square Inch (with Qrion)
9. Inside The Heart (with tofubeats)
10. Cream Soda (with Tomggg)
11. Snow In Newark (with Dawn Golden) [XXYYXX Remix]
12. Walk Me Home (with Lontalius) [Live Version]
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