音楽賞『APPLE VINEGAR -Music Award-』の今年の大賞作品、特別賞6作品が発表された。
本アワードはASIAN KUNG-FU GENERATIONの後藤正文が2018年に立ち上げた、新進気鋭のミュージシャンが発表したアルバムに贈られる作品賞。第6回となる今年のノミネート12作品の選考会は3月14日に行われ、後藤正文、accobin(チャットモンチー済/イベント・スペースOLUYO社長)、三原勇希(タレント)、Licaxxx、有泉智子(音楽雑誌「MUSICA」編集長)、そして新たにmabanua(ドラマー、プロデューサー他)を迎えた6名が参加した。
今年の大賞作品はSMTKやm°feなど様々なプロジェクトに参加するサックス奏者・松丸契の2ndアルバム『The Moon, Its Recollections Abstracted』に決定。そのほか、特別賞にはANORAK!『ANORAK!』、ID『B1』、ウ山あまね『ムームート』、大石晴子『脈光』、Laura day romance『roman candles|憧憬蝋燭』、the hatch『shape of raw to come』の6作品が選出された。
先日アップした前半6作品のレポートに続き、後半6作品と大賞・特別賞の選考の模様が本日『APPLE VINEGAR -Music Award-』オフィシャル・サイトにて掲載された。合わせてチェックを。
また、昨年に引き続き、「作品制作をサポートする賞金を贈呈することで、若手ミュージシャンを応援したい」というアワードの趣旨に賛同した7社が協賛で参加。後藤正文の10万円、坂本龍一からの10万円、亀田誠治からの10万円に加えて、ライブマスターズ株式会社50万円、ParadeAll株式会社10万円、Gerbera Music Agency株式会社10万円、湊のやど汀家15万円、Xylomania Studio LLC5万円、Fanicon10万円、そして匿名企業から10万円の計140万円が準備された。大賞受賞作品には80万円、特別賞作品に各10万円が贈られるという。