ラッパー・RICK NOVAとマルチ・アーティスト、なみちえによるコラボ・シングル「Bye-Bye King…」が2月2日(水)にリリースされる。
今作は現在社会における様々な事柄・考え方をピックアップし、楽曲に落とし込み表現した作品だという。プロデュースは首領・チンジャオ、ミックス/マスタリングはMasafumi Fujiwara、カバー・アートワークはADONOS BOWENがデザインを担当している。
また、今回のコラボを経て、今後はコンセプト・ショーの開催を含む大きなニュースが控えているとのこと。詳しくは2人のSNSにてアナウンスがあるそうなので、続報を楽しみに待とう。
Bye-Bye King…
世界的に流行したパンデミックによって人々は思考の仕方をや生活様式を変化させて時代に順応していった。
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Virus, Vaccines, Pathogens, Persecution, Discrimination, ad etc…
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上記等のあらゆる事象が起因して時代は混沌とした世界に移り変わっていった。それぞれに相反する「敵」が存在し、扱い方によって「◯ : 正」にも「× : 負」にもなる。
自身が発したメッセージに
対しても同じことが言える。
自分の意図と受け手の意識が一致すれば、
それはいいのだが、大半はそうはならない。
だからこそ私達はアーティストとして生涯アウトプットを続けていく。
そして昨今は、人々が自分に都合に良いように解釈をするようになってきている風潮が少なからずあるようにも思える。
大多数の人々が物事を表面のみで受け取り、本質的なことや現実からは目を背けて生きている。
いや、むしろ構造的に考えてみると「一方」にそのような人々がいるから「もう一方」が必然と生まれるのかもしれない。そう考えてみるとこれは皮肉ではなく、現実の在り方として考えられる。ただ、なぜいつも言語においては、「二者」という形でのみしか人は表現できなかったのだろう…
「良い・悪い」「正解・不正解」「普通・普通じゃない」
もしかしたら、今あなたが正しいと思っていることは、
一方からしてみれば全く正しいものではないのかもしれない…
常にそういう考え方も念頭に置いて生きていかないといけない時代ということは明白だ。
言語ではないが、記号には「◯・×」だけでなく、「△」や「□」等がある。記号は本当に便利だ。
それを見ただけで頭にイメージや印象がスーッとインプットされる。
言語や記号など人の受け取り方は、育った環境や培った知識、どのような教育を受けてきたかによって差は生じてくるのは仕方のないこと。
ただそれで片付けてしまうには軽薄にも思える。
大多数の意見によりトップが決まること、それがいとも簡単に崩れ去る事自体が顕著に可視化された世界でより人々はエンターテイメントとして創造と破壊のループを垣間見ている気もする。
あたかも自分たちはその渦中にいないと錯覚しているように…
人々はトレードオフの世界の中で常に生きている。
ただその世界から外れてみたらどうだろうかという提案を今回は、私たちの表現から汲み取ってもらえると嬉しい。
【リリース情報】
RICK NOVA & なみちえ 『Bye–Bye King』
Release Date:2022.02.02 (Wed.)
Tracklist:
1. Bye–Bye King
Produced by 首領・チンジャオ
Mix&Mastering by Masafumi Fujiwara
ジャケットデザイン : ADONOS BOWEN