照りつける太陽、青い海ー彼らの曲を聴いていると、そんな夏の情景が思い浮かぶよう。シカゴ出身の悪ガキ・ガレージロックバンド、Twin Peaks(ツイン・ピークス)は今年の夏にぴったりなバンドだ。彼らのバンド名の由来がデヴィッド・リンチのTVショーからだというのはもちろん説明不要だろう。
「Stand in the Sand」
20歳そこらの彼らの歪んだギター・サウンドはまだ荒削りだが、とびきり甘くてロマンチック。若さ溢れるメロディーは、同郷のSmith Westernsだったり、Wavvesを彷彿とさせる青春サーフ・ロックだ。ここ最近の90s懐古ブームはまだまだ続きそう。
最近ではThe Orwellsのサポートも務め、ますます注目されてきているTwin Peaks。余談だが、Chance The Rapperとは高校のクラスメイトだとか。
彼らのデビューアルバム『Wild Onion』(なぜこのタイトルを付けたのだろう。)は8月5日にリリース予定。ビーチのお供にぴったりの1枚になることは間違いない。
「Blue Baby」