FEATURE

Rootscocaster Vol.38 / 仮谷せいら


Rootscoaster第38弾は前回登場したgive me walletsともコラボしている女性シンガー仮谷せいらです。

2014.11.07

11/9に渋谷asiaで開催されるSPIN.DISCOVERY-VOL.02-にも出演が決定している、女性SSW仮谷せいらが登場です。先日公開したShiggy Jr.の池田智子との対談でも触れられたルーツをより詳しく聞いてみました。小学校1年生の頃からダンススクールに通い、様々な音楽に合わせてフリースタイルで踊ってきたという彼女。作詞作曲を始めてからよりじっくりと音楽に向き合うようになり、幼い頃に耳にしていた音楽との再会が沢山あったようです。3曲に絞るのが難しかったようですが、コメントと共にまとめて頂きました。(Text by achico)


1.倉木麻衣 / Love,Day After Tomorrow


作詞作曲を始めるキッカケになった曲です。小さい頃、誰の曲か分からないまま「あっ!この曲好きだなぁ~」となんとなく思っていました。ちょうど作詞作曲を始めた高校1年生の時にネットで聞いて、「あの時好きだった曲だ!!」って感動したのを覚えています。メロディや歌詞はもちろん、コーラスの入れ方や全てがキラキラしていて、どこか切なくて、だけど夢がある感じが本当に大好きです。


2.Rent  /  Seasons of Love


この曲にも2回出会っていて……小さい頃に通っていたスクールの先輩達が歌っていて、「いい曲だなぁ~」と。その6年後に別のスクールのゴスペルクラスでこの曲と再会しました。映画”Rent”もすごく大好きで、この曲を聴くと全身が浄化されていって、胸がグーっと締め付けられる様な気持ちになります。だけど、聴き終わる頃には「よし、明日からまた生きていこう」って勇気が湧いてくるような曲です。


3.光永亮太  /  Timeless

Inside My Heart iTunes試聴リンク
”Inside My Heart”というアルバムの1曲目に収録されていて、切ない思い出や悲しかった出来事を暖かく包んでくれる様な曲です。歌詞に人間味があって聞き手に問いかけてくる感じとか、光永さんの声の心地よさがすごく大好きです。電車の中で人間観察して「皆、色々あるよなぁ~」って考えながらよく聴いています。優しくて、だけど力強く歌いかけてくる感じ……こんな曲をたくさん作っていきたいなぁ。


Message

自分が好きな音楽について言葉にしてみましたが、すごく難しかったです。好きな曲は好き!ってまとめていたから、こんなにしっかり考えたのは初めてでした。3曲に絞るのは難しい……だけど、その曲その曲を整理していくみたいで、楽しい作業でした。皆さんにも好きな曲ってたくさんあると思うのでその曲について考えてみたりすると、新たな発見があるかも!そして私も、そんな風に思われる曲を届けていけたらなぁと、思いました。


仮谷せいら

1993年6月16日生まれ。シンガー/シンガーソングライター。tofubeats氏のアルバム『lost decade』に収録された「SO WHAT!?」でのフィーチャリング、また、人気曲「水星 feat.オノマトペ大臣」ではPV主演を務めるほか、SONYのウォークマン公式サイトではモデル出演とともに自身が作詞作曲をした「大人になる前に」が起用されるなど、独自の活動がネット・クラブシーンを中心に注目を集める。地元大阪を経て、現在は拠点を都内に移し活動中。同レーベルPUMP!所属のバンドgive me walletsのEPでは表題曲「Looking For The Special」と「Yes,I Do」の2曲にフィーチャリングで参加。自身も出演したPVのほか、これまでとは違ったクールな歌声にも注目が集まった。


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