FEATURE

Rootscoatster Vo.132 / 小室ぺい(ニトロデイ)


グランジを愛する現役高校生バンド、ニトロデイのフロントマン・小室ぺいにルーツを訊いた

2017.07.11

“RO69JACK”で優勝し、結成から1年足らずでRO69″COUNTDOWN JAPAN 16/17″のステージに立った、現役高校生バンド、ニトロデイ。小室ぺい(Gt./Vo.)、岩方ロクロー(Dr.)、松島早紀(Ba.)、やぎひろみ(Gt.)の4人から成る彼らは、「轟音」、「爆音」、「狂気」を携えた、今時珍しいエモーショナルかつストイックさ溢れるバンド。先日の”やついフェス”でのライブを目撃した人たちからも賞賛を声が多く挙がるなど、今メキメキと頭角を表している注目の存在でもある。

正直なところ、彼らのルーツは彼の鳴らす音を聴けばすぐに察しが付くかもしれない。それくらい素直に愚直に自分たちのルーツを愛し、自分たちのアイデンティを包み隠さず発露しているバンドである。今回はそんなバンドのフロントマンである、ボーカル・ギターの小室ぺいに自身のルーツについて改めて語ってもらった。

Text by Spincoaster


1. NUMBER GIRL / タッチ

たぶん、確か15歳の夏休みにこの曲に出会いました。これを聴いた時、ギター・ロックに初めて心惹かれました。そうゆう意味では自分の中では全部の始まりとなってます。今でも街をふらつき歩きながら聴きまくっています。


2. Nirvana / Heart-Shaped Box

Nirvanaの作品からはたくさんの着想を得たと思います。ロックの持つ爆発感とか、無茶苦茶やってると見せかけてしっかりキャッチーな部分とか、多く学んだ。やっぱしこの曲初めて聴いたときはちびったよ。。。


3. bloodthirsty butchers / デストロイヤー

だいすきです。聴くとなみだが50粒は出る。もちろん曲としてもすきやけど、ギターの音っていうのに衝撃を受けました。ファズ、アルペジオ、アーミング。。。ブッチャーズの音は初めて聴いたときからやっぱ1つの目標になってます。


Message

ニトロデイでギボをしています、小室ぺいと言います。この度は『青年ナイフEP』というモノをリリースすることになりました。無茶苦茶買いまくって聴き狂ってください、そうすると天国へいけます。


Profile

ニトロデイ

2015年3月に結成し、2016年5月に初ライブ。その年のRO69JACKで見事優勝し、CDJ 16/17 に出場。メンバーは、現役高校生ながらNirvana、Pavement、Pixies、NUMBER GIRLなどを好み、そのサウンドは90年代のグランジ愛に溢れたローファイな爆音グランジ・オルタナティブサウンド。
混ざりっけのないピュアな衝動を詰め込み、荒々しいローファイさ、パンキッシュな演奏、ぶっきらぼうでありながらどこか耳につき中毒性のあるメロディと声。ボーカル小室の独特の語感によって描かれるシニカルな世界観。現在の日本の音楽シーンには数少ない本格的グランジ・オルタナティブ・バンド。

■オフィシャル・サイト:http://artist.aremond.net/nitroday/
■オフィシャルTwitter:@nitrodayrock


【リリース情報】

ニトロデイ 『青年ナイフEP』
Release Date:2017.07.12 (Wed.)
Label:Lastrum
Cat.No.:LASCD-0079
Price:¥1,000 + Tax
Tracklist:
01. 青年ナイフ
02. 最低
03. アルカホリデー
04. 月曜日


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