ラッパー・YETTO、MONJU N CHIE・KTY迎えSG配信テーマは“自転車によるデリバリー・サービスの現状”

ラッパーのYETTO（エットー）が1stシングル『good driver (feat. KTY)/ doorway』を本日12月21日（月）にリリースした。

うつ病、そしてコロナ禍で失業し、ビートメイカー／ラッパーになったというYETTO。本作には、以前から親交のあったラップ・グループ、MONJU N CHIEのKTYを迎えた「good driver」と「doorway」の2曲を収録。

「good driver (feat. KTY)」は両者が現在生業としている“自転車によるデリバリー・サービス”をテーマに、それぞれの日々や環境をラップする“2020年現在進行形のドライブ・チューン”。新型コロナウイルス流行による外出自粛ムードの中、各種ニュースでは取り上げられないが、交通ルールを順守し、日々変わっていくシステムに対応しながら、長距離の配達をこなすも、長時間労働をこなさなければ収入が安定しないという“良心的なドライバー”のドライブ・ライフを彩るために制作したという。

「doorway」は新宿の映画館から百人町にある自宅へ歩いて帰る夜道と、寝起きの頭痛を抱えながらゴミを出しに行く朝の一瞬、そのどちらにおいても通過する“戸口”を意味する単語をタイトルに掲げ、音楽と社会生活と意識の距離についてラップしたナンバー。現在制作中の1stアルバムからの先行配信曲となっている。

2曲のトラックはどちらもYETTOによるもの。両曲共にサックス奏者のSAYAが参加している。レコーディング、ミックス、マスタリングはall about paradiseのドラマーであり、プロデューサー・ユニット・RENGEとしても活動する飛田興一が担当。カバー・アートおよびアーティスト写真は、写真家のUlysses Aoki撮影したもの。

また、「good driver (feat. KTY)」はリミックス用のインストゥルメンタル及びアカペラ・データも配布されている。我こそはという方はぜひリミックスなどしてみては。