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Yaffle、仏SSW・Elia迎えた新曲「À l’envers」リリース決定 Yaffle流ダブステップ・ナンバー


2020.07.17

〈Tokyo Recordings〉のプロデューサー、YaffleがフランスのSSW、Eliaを迎えた新曲「À l’envers」(ア・ランヴェール)を7月31日(金)にリリースすることが発表された。

Elia

小袋成彬、藤井風、iri、SIRUP、高岩遼などの作品も手がけるYaffleこと小島裕規。自身の作品では海外アーティストとのコラボレーションを続ける彼が、今年5月にリリースしたスウェーデンのSSW・Linnéa Lundgrenをフィーチャーした「Lost, Never Gone feat. Linnéa Lundgren」に続く本作は、2019年の秋に欧州コライトの旅へ出たYaffleが、デビュー間もないEliaを、彼女が契約している〈Because Music〉から紹介され、ふたりでパリのスタジオに入り完成させたというフランス語曲。

「逆さま」という意味の本楽曲は、彼女の憂いあるボーカルが印象的なYaffle流ダブステップ・ナンバーになっているようだ。また、今作もアートワークを手がけるのは〈Tokyo Recordings〉の朋友・OBKR(小袋成彬)。

これまでもFabienne Débarreとのフランス語曲「La Nuit」やRaphael Gualazziとのイタリア語曲「UNIKA」をリリースしているYaffleは、英語がベストなのではなく、フィーチャーしているアーティストの母国語の方がより歌の持つ感情が伝わるだろうというの判断で非英語曲も多数リリースしている。

また、現在スペインのバルセロナにて楽曲タイトルのコンセプトに合わせたリリック・ビデオの制作も進行中。こちらも近日公開予定とのこと。さらに、1stアルバムのリリースも間もなくアナウンスされるとのこと。


【Yaffle コメント】

パリのBecause MusicのスタジオでEliaと一緒に書いた曲。いくつかのデモを聞かせて彼女が一番気に入ったビートを元に作った。前日にStrasberg St. Denis(ストラスブール=サン=ドニ)のAirbnbのキッチンでベースラインを思いついた。街の雰囲気に結構引っ張られた気がする。真っ暗闇で踊っている女性のイメージ。


【Elia コメント】

私がこの「À l’envers」を書いたのは、落ちるという事は、実は深く上がっていくことだと逆説的に理解した時でした。恋に落ちる時、自分の情熱が負ける時、あなたは成長する。失うことを恐れると、勝者にはならない。Yaffleと会った時、私は彼が勝者に見えた。フランス語は分からないけど、フランス語で詞を書かせてくれた。すぐに私は彼のエネルギーを感じた。オーガニックとエレクトロニックをミックスする彼のユニークな手法、そして彼のクレイジーさ。だから” Viens danser au son de ma perte (来て、私の壊れる音で踊って)”というフレーズが出てきたの。このプロジェクトに関われて本当に感謝しているわ。リスナーの皆さんには私と同じくらいこの曲を楽しんでもらって、両手を広げることがあまりない、この厳しい時に、私たちが送る愛と信念を受け止めて欲しい。


【リリース情報】

Yaffle 『À l’envers feat. Elia』
Release Date:2020.07.31 (Fri.)
Label:Picus Records / Caroline International
Tracklist:
1. À l’envers feat. Elia

Artwork by OBKR (Nariaki Obukuro)

■Yaflle:Instagram / Twitter


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