流浪する現代の吟遊アーティスト・vqによる入場無料の単独公演がWWW企画の『FREE』シリーズにて10月5日(月)に開催される。
ラップユニットでの活動を起点にハイパーポップやサウンドクラウドラップのシーンから頭角を表したvqは、2024年3月にリリースされ話題となった“肌”を皮切りに、より現代的で身近なデバイスであるスマートフォンを楽器として自然に採用したことで、ラップ世代の吟遊詩人と自称するポエトリーな情景からサウンドスケープや即興的な実験電子音楽へと移行。様々なアーティストとのセッションやコラボレーションの制作、ブランドのイベントにおけるインスタレーション、DJ、プラグインの作成、欧州ツアーや東アジアでのイベント、大舞台含む幾多のライブパフォーマンスを経て、昨年のニューイヤーイブにはForestlimitにて異例となる48時間に及ぶ超尺のワンマンショーを成し遂げる。
ある特定のシーンやジャンルに捉われず、イベント毎に様変わり、AIも入り組むポストデジタル世代におけるアコースティックサンプリングへの呼応とフィジカルへの反動、友人宅を住所不定に流浪するライフスタイルなど、そういった時代、環境、生活を一連とした流れから生まれる音楽性は即興性、有機性、流動性に富んだ現代の「吟遊」と呼ぶに相応しく、本公演では久々に自身のリリースを下地としたライブパフォーマンスが予定されている。
一方、WWW企画の『FREE』シリーズはShine of Ugly Jewelと美術家・uraunyによってWWW全面協力の元『FREE RAVE』として2018年3月にWWWβにてスタート。2019年4月開催のWWW Xでは海外アーティストやMall Boyzも招き、レイヴをキーワードに大きな反響を得るものの、コロナ禍で休止となる。その後2023年5月にみんなのきもちの熱海で予定されていた野外レイヴが悪天候によって中止となり、その損失をサポートするため復活を遂げた。
その後も2025年1月に世界のノイズ作家である重鎮・Merzbowの単独公演、2026年2月には照明デザインを軸に活動する佐藤円によるプロジェクト『Nothing Happened』など、定期的に入場無料のイベントシリーズとして開催されている。
【イベント情報】

『WWW & WWW X Anniversaries “free vq”』
日時:2026年10月5日(月)18:00〜
会場:東京・渋谷 WWW
料金:入場無料 (+2D代別途)
出演:
vq
Artwork:El Momento Perfecto










