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TuneCore Japan、2020年度のアーティストへの還元額発表 インディ・アーティストの活躍振り返る特設サイトも


2021.05.12

音楽デジタル・ディストリビューション・サービスTuneCore Japanが2020年度のアーティストへの還元額が約71億円(前年比168%)となったことを発表した。

これにより、2012年のサービス開始以来、累積でアーティストへの還元総額は170億円を突破したことに。また、2020年のTuneCore Japanの動向やインディペンデント・アーティストの活躍を振り返る特設ページ『MUSIC YEARLY STATS 2020』も公開された。

TuneCore Japan『MUSIC YEARLY STATS 2020』特設ページ

自分で作った楽曲を利用者であれば誰でも55以上の配信ストア・185ヶ国以上へ配信できるTuneCore Japanでは、利用者への“収益の100%還元”が大きな特徴のひとつとなっている。

※楽曲の売上から配信ストアの手数料を除く、すべての収益をアーティストに還元

前回の還元額の発表時には利用アーティストへの累積還元額が100億円を突破、そして今回2020年度だけで約71億円をアーティストへ還元(前年比168%)したことになった。この還元額が物語る通り、国内でもインディペンデント・アーティストの勢いおよび市場におけるシェアはさらに拡大していると言えるだろう。

昨年、音楽アーティストはCOVID-19によりかつてないほどその活動に深刻な影響を受けた。しかし、そういった逆境にも負けないアーティスト、クリエイターの音楽への飽くなきクリエイティビティが顕著になった年でもあったという。1回目の非常事態宣言下、少しでもアーティストの活動支援、サポートになればと実施した『STAY TUNE, BE STRONG』キャンペーンでは、想定をはるかに上回る多数の作品が配信された。

さらに、昨年はインディペンデント・アーティストの存在が飛躍的に高まった年でもあったという。2019年にTuneCore Japanから配信リリースした瑛人「香水」は2020年の上半期にSNSから火が着き各チャートを席巻。その後、年末の国民的音楽番組に出演するまでになった。この事例をはじめ、多数のインディペンデント・アーティストがチャートやメディアなどにおいてこれまでの国内音楽シーンでは見られなかった様々な結果を残した。

そういった“自分のスタンスを貫きながら独立した活動をする”新しい時代のインディペンデント・アーティストのムーブメントを伝え、サポートするため、TuneCoreは昨年末から『#IndependentAF』キャンペーンを国内でも立ち上げている。

TuneCore Japan オフィシャル・サイト


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