東京・恵比寿LIQUIDROOMとアーティストによる2020年を刻むドネーションTシャツ・シリーズに、新たにSeiho、SEKITOVAの参加が発表された。
これまで電気グルーヴ、坂本慎太郎、サカナクション、D.A.N.、yahyelなどが参加している、LIQUIDROOMとアーティストたちによる新型コロナウイルス影響下のメッセージTシャツ・プロジェクト『We will meet again』。今回発表されたのは関西シーンから頭角を現した、2組のエレクトロニック・ダンス・ミュージックのプロデューサー/DJ。
Seihoは、今年6月に約1ヶ月にわたって深夜のみYouTubeで毎日に渡って放送され話題となった『DESTINATION』、そして7月1日(水)にはその音源をリリースするなど、オリジナリティ溢れる活動を行い注目を集めている。そんなSeihoによるメッセージTシャツは、彼らしい示唆に満ちた言葉たちに。
一方のSEKITOVAは、2020年に入って「Eyes」、そしてTorei、blackglassGと、アンダーグラウンドの才気溢れるアーティスト2組のリミックスをフィーチャーした『Omi – Dance Giggling Dance vol . 1』を発表している。そんなSEKITOVAによるメッセージTには「Dance Liquid Dance」の文字がデザインされている。
【LIQUIDROOM コメント】
We will meet again
LIQUIDROOM 2020
音楽、そしてライブを愛するすべてのみなさまへ
-再会できる未来のために-
新型コロナウィルスの感染拡大に伴い、世界中の人々が、いまだかつてない経験を強いられていることと思います。
これまでアーティストたちの表現の場として活用していただいたLIQUIDROOMも深刻な問題に直面し、出口の見えない日々に不安を感じています。
LIQUIDROOMは様々なカルチャーがひしめき合う新宿歌舞伎町でスタートし、恵比寿に移転して以来25年間、たくさんのアーティストの方々、ファンのみなさまと、かけがえのない瞬間・空間・時間を共有させていただきました。これはアーティストやそれを支えるスタッフ、そしてなにより音楽ファンのみなさまと作り上げてきた、一言では語り尽くせないたくさんの思いが込められた場所です。
本来、こんな不安定な状況であれば、LIQUIDROOMは音楽で、みなさまの不安な気持ちを率先して解消させたいところですが現状それもかないません。
しかし、今後、どんな険しい道が待ち受けているのか計りかねませんが、後ろは振り向かないことにいたしました。
すでに温かいお言葉やご支援の声をいただいく機会もありましたが、この惨禍が過ぎ去った後に、ふたたびこの場で最高の音楽とともに分かち合える瞬間を願い、今、みなさまのご協力をお願いしたいです。
アーティストの方々にもご協力をいただき、決して忘れられることができないであろう2020年をライブではなく言葉でTシャツに刻んでいただきました。
いつか笑って、あの時は…なんて話せる日を願って。
LIQUIDROOM