パナソニックの新たなアクション・ワード「Make New」コンセプト篇ムービーが公開された。
コンセプト篇 QRバージョン
コンセプト篇
「Make New」には“くらしに寄り添う未来の定番をつくり、次の時代の豊かさを実現していく”という、創業以来変わることのない挑戦への決意が込められている。コンセプト篇ではより豊かでより持続可能な世界への幕開けを壮大なビジュアルで表現。また、上下を逆さにした撮影技法には、既成概念への挑戦、新たな視点で世界を見る驚き、逆転の発想の重要性などの意図が込められている。なお、冒頭のエピグラフは創業者・松下幸之助の言葉を引用したもの。
ムービーの企画/演出は資生堂「High School Girl?」や相鉄「100 YEARS TRAIN」、ポカリスエット「でも君が見えた」など数々の話題作のCMを手がけた注目のフィルム・ディレクター、柳沢翔。コンセプト篇の演出の狙いについて、「新しい豊かさのワクワクする幕開け感を、ひと目で見てわかる驚きと強いビジュアルのある映像で表現する」と語っている。
また、TVCMの30秒バージョンでは、画面中央のQRコードからスマートフォンを介してオウンド・メディア「Make New Magazine」にアクセスできる施策も用意されており、TVCMだけでは完結しない、メディア連携の新たな可能性に挑戦している。
映像内に登場する性別も国籍も異なる7人のダンサー/アクターの振り付けは、パリを拠点に活躍するコレオグラファー・ユニット、I COULD NEVER BE A DANCERが担当。“上下逆転”という状況の中で出演者の健康と安全を確保しながら、いかにして躍動感と浮遊感に溢れるダンスを実現するかという点に苦心し、一方で出演者は撮影前からトレーニングを重ね、布の落下テストを繰り返し、撮影本番に臨んだという。
コンセプト篇メイキング
セットにある床(天井)一面の青い布は一度落下させると貼り直しが不可能となるため、本番は失敗の許されない一発勝負となった。本番の撮影では極限状況の中でも、ダンサー7人の呼吸がぴたりと合い、完璧なダンスを成功させると現場には歓喜の声が響き渡ったという。
ムービーに流れる楽曲は、パリを拠点に活動する作曲家・三宅純とラッパー/シンガーAwichのコラボレーションで生まれたもの。三宅純はこの曲に込めた想いを「脱物質主義、自然との共存というコンセプトを最大限にリスペクトしつつ、Awichさんの為の空間を残して、いかに立体的なコラボにできるかというゴールを目指しました」と述べている。歌詞は「Make New」の考え方に共感したAwichが作詞。力強くエモーショナルな歌声で、これからの時代に向けた希望を表現した。
映像の詳細はMake New Magazineサイトのスペシャル・ページに掲載されている。
【臼井重雄:パナソニック株式会社 執行役員 カスタマーエクスペリエンス担当(兼)デザイン本部長 コメント】
製品やサービスを通じてだけでは伝えきれないパナソニックの価値観や思想を、より多くの人に伝えるべく動
画を制作しました。それが「物質的な豊かさから精神的な豊かさへの幕開け」や「既成概念への挑戦」で、
我々のアクションワード「Make New」に込めた想いそのものです。メイキングムービーでは、パナソニックの
モノづくりにも共通する真摯な姿をぜひ見ていただければと思います。