沖縄出身のラッパー、OZworld a.k.a. R’kumaが6月にリリースした1stアルバム『OZWORLD』より、同郷の朋友・唾奇を客演に迎えた「NINOKUNI」のMVが公開された。
『BAZOOKA!!!高校生RAP選手権』、『フリースタイルダンジョン』、『SMASH HIT』など、様々な人気番組への出演も果たすほか、多様なアーティストの作品にも参加してきたOZworld a.k.a. R’kuma。これまでにCONVERSE、ASICS、Lanvinなどの広告映像を数多く手がけてきたYoshihito Katoがディレクションを手がけた本MVは、VFXや特殊な照明を駆使した映像で、楽曲の題材となった架空の平行世界を再現。見るものを異次元に誘う幻想的な作品となっている。
衣装は日本が世界に誇るブライダル・ファッション・ブランド〈Yumi Katsura〉。が提供。OZworld、唾奇が着用した衣装は、いずれもパリ・クチュール・コレクションで発表された伊藤若冲、葛飾北斎の絵画をモチーフに造られた1点物で、同ブランドが国内ミュージシャン、またヒップホップ・アーティストに衣装提供したのは今回が初となる。
OZworld a.k.a. R’kuma
唾奇
桂由美
アルバム『OZWORLD』は先述の唾奇に加え、Yo-Sea、Len Kinjo、Lazy Wiiらが参加。また、自身の代表曲「畳」のリミックスにはJP THE WAVY、YENTOWNからMonyHorseも参加している。加えて、〈LDH〉と〈avex〉による世界に通用するアーティスト育成プロジェクト「PROJECT TARO」のメンバーとして3年間海外で活動してきたMaria、YUYUも参加。サウンド・プロデューサーには、これまで5lackやRick-Gの楽曲をプロデュースしてきた韓国釜山出身の謎の覆面プロデューサー、Howlin’ Bearを起用している。
【OZworld a.k.a. R’kuma コメント】
NINOKUNIはアルバム曲でも一番最後にできた曲で、唾奇さんともREC当日までなかなか連絡が取れず締め切り直前にRECしてギリギリすべりこみで提出しました（本当は1日過ぎましたが）。
MVは福島県にあるホテル跡地で撮影し、撮影チームのスタッフの多さにびびりました。CGなどの特殊技術を多用する映像なので撮影中はこれがどういう風に進化するのか楽しみでしかたなかったです。
これからもみんなとNINOKUNIを広げていきたいので応援してください！
【Yoshihito Kato（監督） コメント】
撮影時に苦労したのは、エレベーターが壊れていて16階分の階段を上ったのと8月に撮影したので暑かった事ですかね。
印象的というか毎回プロジェクト事にチームを作るのですが、制作スタッフのみんなが良いパフォーマンスをしてくれたのでシンプルにありがとうと思いましたし、彼らを選んで良かったと思いました。本当に感謝ですね。
大人が真剣になんか作るって辛い部分もあるけど、改めて素敵やなと撮影の時良く思います。とりあえずはみんなで早くメシ行きたいって気持ちです。
【リリース情報】
OZworld a.k.a. R’kuma 『OZWORLD』
Release Date：2019.06.09 (Sun.)
Label：Music Securities
Tracklist：
1. あさがたのミートパスタ教
2. Lucy is Commin’ feat. MonyHorse
3. Do it feat. Yo-sea
4. OKU
5. Peter Son feat. Maria & YUYU
6. U.F.O.
7. Magarikado Trap
8. まげわすれん
9. Mist feat. Lazy Wii & Len Kinjo as 1otu5
10. タイトル未定 feat. 唾奇
11. 畳 -tatami- REMIX feat. JP THE WAVY
12. She Iz / DJ HAZIME × OZworld a.k.a. R’kuma
13. Betty boop feat. OZworld a.k.a. R’kuma / DJ JAM(YENTOWN)
