mabanua、Kan Sano、Michael Kanekoらを擁する音楽レーベル/プロダクション、〈origami PRODUCTIONS〉の代表・対馬芳昭が、音楽関係者に向けたドネーション(寄付)『White Teeth Donation』を立ち上げた。
■音楽関係者に向けたドネーション(寄付)「White Teeth Donation」を立ち上げました。(note)
先日、所属アーティストの楽曲を無償提供し、商業目的の2次利用なども認める『origami Home Sessions』でも注目を集めた〈origami PRODUCTIONS〉。その代表を務め、20年ほど音楽業界に身を置いている対馬は、「みなさんのサポートを受けこの仕事をやらせていただいております」と、音楽業界/音楽シーン全体への感謝を伝え、またそれを還元するべく、元々2年ほど前から同様のプロジェクトを思案していたという。
突然ですが私の自己資金2,000万円を全て音楽シーンに寄付します。
今、私は最高のスタッフと最強のアーティストがいるので裸一貫になっても大丈夫!
窮地に立たされている音楽関係者に少しでも支援できればと。
全文はNoteをご覧ください。https://t.co/rhoOAwfqle pic.twitter.com/8Z3kTgjDv7— Yoshiaki Tsushima (CEO of origami PRODUCTIONS) (@Yoshi_origami) April 3, 2020
本ドネーションは、対馬本人の個人資産2000万円を使い、音楽シーンにセーフティ・ネットを作るという。まずは半分の1000万円を、緊迫した経済事情のある方へ分配。貸付などではなく、返済も不要とのこと。また、対馬のnoteでは「あくまでも譲り合いの精神を持っていただきたい(元々アルバイト掛け持ちで音楽をやっていた、今はしのげる、という方はどうにか頑張ってほしい)」とし、「子供がいる、収入はあるが減ってしまい成り立たない、など事情があればとにかくすぐに連絡をください」と綴られている。
なお、本ドネーションの名前の由来は、「もはやこの危機は肌の色ではなく『人間』という共通項でお互いを尊重し終息させる事が大事。誰でも笑えば白い歯(white teeth)が見える、という事で White Teeth Donatin と名付けました」とのこと。また、残りの「未来の1,000万円」については、今後改めてお知らせするそうだ。
■対馬芳昭(origami PRODUCTIONS 代表):Twitter