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中西道彦によるソロプロジェクト・nkn、こつぶ迎えた新曲“さくらまじ”配信


2024.04.03

中西道彦によるソロプロジェクト・nknが新曲“さくらまじ”を本日4月3日(水)にリリースした。

Yasei Collectiveのメンバーとして活動するほか、あいみょんや数々のアーティストのレコーディングやサポートを務めるベーシストの中西道彦。

初のシングル“CKUW”に続く今作はボーカリスト・こつぶ/木村美保との共作であり、春にちなんだ1曲に仕上がっている。トラックメイキングならびにトータルプロデュースをnknが担当し、歌唱とリリックをこつぶ/木村美保がそれぞれ担当している。カバーアートワークはnknによるコラージュ作品を採用。2人にとっての「春」をパーソナルに表しているという。

なお、今作はデジタルディストリビューション & プロモーションサービス〈FRIENDSHIP.〉がデジタルリリースをサポートしている。


【nkn コメント】

元々はコロナ禍の時に既にこつぶさんに歌唱をお願いした経緯があり、出来上がってきた内容が本当に素晴らしかったのでどうしても「春」にリリースしたくて時期を伺いつつ、ずっと寝かせていた曲。
その間にアレンジもどんどん変わっていき、最終的には普遍性を持たせることができたと思っている。とてもシンプルな曲だが、その分一つ一つの音に心を込めて組み立てていったような気がする。
「春」「桜」と続くと、いかにもありきたりな春ソングに聞こえてしまうが、歌詞は全く思い浮かばない状態でこつぶさんに送ったら、彼女が提示してきたワード「桜まじ」というのにものすごくドキッとさせられて、(桜の花の咲く頃に南から吹いてくる暖かい風のこと。 まじは偏南風の地方の呼び名で、瀬戸内海、広島県あたりで多く使われる。)この言葉が全てを救ってくれて、ちょっと変な音のトラックやグシャッとしたギターのサウンドが全部意味を持ってこの形になった気がする。
綺麗なものの中にあるいびつさや汚さや寂しさ、汚いものやいびつなものの中にある美しさがテーマで、サウンドだけではなく冬のまだ寒い時期に荒川の土手やさびれた工場でデジタル1眼を片手にコラージュの題材を収集したり、そういったこの作品にまつわる全ての行為がとても純粋で自分が一番心が洗われた気分だ。


【こつぶ/木村美保 コメント】

ミチさんから送られてきた音源を聴いた時、春のあたたかな日差しがすぐに浮かんできました。まだコロナ禍真っ只中の、思うように人と会えない時期。また明るい陽の下を誰かと歩ける日が来るといいな、と思いながら書いた詩です。春にリリースできて嬉しい!たくさん聴いてください。


【リリース情報】


nkn, こつぶ 『さくらまじ』
Release Date:2024.04.03 (Wed.)
Label:FRIENDSHIP.
Tracklist:
1. さくらまじ

配信リンク

■nkn:X(Twitter)/ Instagram


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