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森は生きているのアルバム2作がリイシュー リーダー・岡田拓郎による新ミックスで蘇る


2026.09.03

2015年に解散したバンド・森は生きているの2作のアルバムがCD、LPで11月18日(水)にリイシューされる。

森は生きているは、2012年にリーダーの岡田拓郎を中心に東京で活動を開始し、2010年代東京インディシーンにおいて独自の存在感を示したバンド。フォークやサイケデリック、ジャズ、チェンバーポップなど多彩な音楽性を独自の感覚で融合させ、日本語による繊細なソングライティングと豊かなアンサンブルで高い評価を獲得した。

2015年のバンド解散後、メンバーは個々の活動を行う中、中心人物であった岡田拓郎はソロ活動に加えプロデューサー、アレンジャー、ミックスエンジニアとして数多くの作品に携わりながら独自の音響表現を追求し続けており、今回のリイシューにあたり、その経験を経た現在の視点から、録音当時の空気感や演奏の魅力をそのままに、より立体的で奥行きのある音像へとミックスを新たにアップデートしている。

森は生きている

また、当時A&Rとしてバンドと活動をともにした音楽ライター/評論家・柴崎祐二氏からのコメントも到着している。


【柴崎祐二(評論家)コメント】

森は生きているとともに過ごしていたあの頃は、それはもう毎日が刺激的でなりませんでした。うまくいかないことも少なくなかったですが、きっと励ましの意味を込めてなのでしょう、「10年後には大きな存在になっているよ」などと、周囲からしばしば声を掛けられたのを記憶しています。

今、こうやって新装版が再発されるというのは、ひょっとすると、彼等の存在が早くも「歴史」の戸棚に属そうとしているということなのかもしれません。けれど、A&Rディレクターを務めた自分にとっては、この二作に刻まれた音は、いつまで経っても「過去」へと押し込まれてしまうことを拒んでいるように響きます。なぜなら、これらの作品自体が、はじめから悠大な過去の時間を内に含み込み、遠い遠い空間への想像力に浸されていたからだと思うのです。改めて今回の新ミックス版で聴き直してみて、これほどまでにみずみずしく芳醇で、なおかつ謎めいていて、「音楽だけ」を(困難なことだとわかりながらも)追い求めようとした作品というのは、本当に稀だと感じます。こういう作品に関われたということ、また、彼等のような音楽家と知り合うことができたことは、誇張ではなく、自分にとって最も大切な財産であり続けています。

「10年後には大きな存在になっているよ」――どうなのでしょう、少なくとも私にとっては、時間を重ねるごとにより「大きな存在」になっていっているのは間違いありません。初めて聴かれるという方も、久々に聴かれるという方も、ぜひじっくりと楽しんでください。


【リリース情報】


森は生きている『森は生きている』
Release Date:2026.11.18 (Wed.)
Label:P-VINE Inc.
Tracklist:
1. 昼下がりの夢
2. 雨上がりの通り
3. 回想電車
4. 光の蠱惑
5. 断片
6. ロンド
7. 日傘の蔭
8. 帰り道
9. 日々の泡沫

※CD / LP(帯付き)

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森は生きている『グッド・ナイト』
Release Date:2026.11.18 (Wed.)
Label:P-VINE Inc.
Tracklist:
1. プレリュード
2. 影の問答
3. 磨硝子
4. 風の仕業
5. 痕跡地図
6. 気まぐれな朝
7. 煙夜の夢(夜が固まる前)
8. 青磁色の空
9. グッド・ナイト

※CD / LP(帯付き)

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