Milk Talkの1stアルバムがアナログ化 tofubeats、パ音、XL Middletonからのコメントも

エレクトロファンクデュオ、Milk Talkの1stアルバム『Milk Talk』がアナログ化。2月7日（水）にリリースされる。

Milk Talkはアメリカ出身・関西在住のマルチ楽器奏者Hair Kidと、東京在住のボーカリスト／映像監督・Q.iによる2人組。The Hair Kid名義では〈Maltine Records〉からの作品リリースや、tofubeats、パソコン音楽クラブの作品にも参加しているほか、パソコン音楽クラブの最新作『FINE LINE』のリミシーズにはMilk Talk名義でリミックスを提供している。

昨年11月にリリースされたアルバム『Milk Talk』は、彼らのほろ苦いレトロフューチャーの最初の4年間を包括する回想録。新曲、再編集されたミックス、そしてこれまでフィジカルリリースされていない楽曲群を収録した、2人の名刺となる一作となっている。100本限定でリリースされたカセットテープは即完するなどして話題を呼んだ。今回のアナログ化に際して、tofubeats、パソコン音楽クラブ、XL Middletonからのコメントも到着している。

なお、Milk Talkは現在同作のリリースツアーを敢行中。ツアーファイナルとなるリリパ『Velvet Paradise』は2月24日（土）に東京・下北沢SPREADにて開催。当日は寺田創一、水原佑果、Vantage、Vocoder Girls（from パソコン音楽クラブ）らが出演する。

【tofubeats コメント】

Hair Kidによる80sファンクネスたっぷりのトラックにQ.i氏のキュートなボイスが絡み合うスムーズな1枚。日本とアメリカ、西と東、男と女、甘さと辛さ……ファンクがシティと交差する瞬間を是非あなたも味わって。

【パソコン音楽クラブコメント】

Milk Talkのお二人とは、2016年にMaltine RecordsからリリースされたThe Hair Kid / Plastic New York feat Q.iのリミックスからのお付き合いとなります。当時お二人で作られた音源を聞いて、あまりにも息が合っていたので、いつかユニットとか組まないのかな？と思っていたところサラッとMilk Talkが結成されていたので、次はまとまった音源のリリースを楽しみにしておりました。そんな待ちに待ったアルバム、最高です。これでもか！とツボを抑えまくったエレクトロファンク道のトラックを、Q.iさんが軽やかな声でサラッと乗りこなしており、格好良い音楽とはこれのことかと思い知らされます。おふたりのファンとして、そして僭越ながら同じ時代の音楽仲間として、このリリースを非常に嬉しく思います。

【XL Middleton コメント】

Milk Talkは『馴染みある違和感』の真の達人である。という事は、ブギー、ディスコ、ディープハウス、シティポップ、ヴェイパーウェイヴ、フューチャーファンクを好む人なら、Milk Talkも心地よく聴こえるだろう。しかし、彼らのやる事なす事全ては中心から少し外れていて、決して何かから派生したものではない。あなたが知っているお馴染みのサウンドやヴァイブスが、頭からひっくり返され、風変わりなフィルターを通って、狂気のシンセを中心とした別世界に導かれるだろう。

【リリース情報】

Milk Talk 『Milk Talk』
Release Date：2024.02.07 (Wed.)
Label：Inaka Disco
Cat.No.：Inaka-04
Price：￥3,500 + Tax
Tracklist：
01. Playboy
02. Ah Be Rue
03. Milky Memory
04. Pixelated Girl
05. Sakura Chill
06. Transistor Lover
07. The Velvet Line
08. Subway is a Lady (Remix)