Maika Loubté、新曲「Mist」リリース混迷の2020年代へ光を射す“マジック・ポップ”

SSW／プロデューサー／DJとして活動するMaika Loubtéが新曲「Mist」を1月27日（水）にリリースすることが発表された。

今年リリース予定のニュー・アルバムに先駆けての配信となる今作は、人生における突然の別れや、思いもよらないことが起こる予測不可能なスリルと向き合うことをテーマに制作した楽曲。歌詞の中には“雨”や“霧”、“雷”などの変わりやすい天気と結びつけたワードが登場。

また、ダンス・ミュージック、ポップ・ソングとしては珍しい2部構成となり、メランコリックなメロディとスローテンポなビートで構成された前半からアンビエントへと変化、そこからさらに疾走感のあるビートでたたみかけた後半へと引きずり込まれていくような、コントラストの強い展開が特徴的な楽曲とのこと。様式やマナーを無視した実験的要素が強い今作について、Maika Loubté自身は“マジック・ポップ”と表現している。

さらに、本楽曲ではボイス・サンプルも多用。Maika Loubtéは「喪失感を埋めるような街の喧騒から、一瞬の呼吸（ブレス）に至るまで、生身の人間を感じられるようなテクスチャーを大事にしました」とコメントしている。

なお、カバー・アートワークは写真家の鈴木育郎が手がけている。