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Madkosmos、昨年リリースのEPよりTruvian Greyとのコラボ曲「Focal Point」MV 公開


2021.02.21

1992年生まれ、札幌と京都をバックボーンに持ちながら現在は東京で活動するプロデューサー、Madkosmosが「Focal Point feat. Truvian Grey」のMVを公開した。

Opus Innとの共作も記憶に新しいMadkosmos。「Focal Point」は昨年リリースの8曲入りEP作品『Floating in the Dark Night』収録曲であり、UKのプロデューサー・HUCCIのボーカル・プロジェクトであるTruvian Greyとのコラボ曲。人間である上で、日々“過ぎていく”人や時間、風景を感じたままに表現した作品となっており、各々が感じられる様々な感覚や体験がいかにピュアで美しく、儚いものなのか、“焦点”(Focal Point)という位置付けの元、制作されたという。

MVはMadkosmosの古くからの友人であり、映像作家の高木祐太が制作。“天地創造”、“原罪”をテーマに、人間同士の間に生まれる“ズレ”や“すれ違い”を妖艶に描いている。

Madkosmos & HUCCI(Truvian Grey)


【Madkosmos コメント】

Truvian Greyとは6年程の仲で、今では一生付き合っていくであろう親友です。世界の色んな所を一緒に旅し、音楽はもちろんですが、人生においていつも新しい感覚をくれる存在です。この曲については、元々他のアーティストに送ってたビートでした。UKの名のあるラッパーから返信がきたもので、すぐに彼と彼の兄に転送したら、選ばれなかったトラックの上に彼がフリースタイルで歌ったものを送り返してきて、そこからこの曲が生まれました。どこか日本の哀愁も感じられるビートに、彼ならではのフローでしっかり歌い上げてくれた作品だと思ってます。今でもお気に入りです。もう彼との次なる曲は出来てるので、楽しみにしていてほしいです。ちなみに、この曲のミックス・マスタリングは自分が担当してます。

Madkosmos


【Truvian Grey コメント】

この作品は僕たちの初のコラボ曲で、今後のキャリアの上でも永遠の感情的な一曲になっております。全体のボーカルは、実はフリースタイルの1テイクで録ったもので、他のアドリブはその後に足した様な形になってます。あからさまな意味はな く、リスナーにどう捉えるかの解釈を委ねた曲です。でも、もし一言伝えるのであれば、それは“受け入れること”です。あなたの生きる上で、出会う様々なもの、それらを受け入れ、ありのままを理解すること。それは、それでしかないんだから。この曲は、“自分自身”に向けた曲です。

Truvian Grey


【Yuta Takagi(高木祐太) コメント】

人と人の間にある“Focal Point=焦点”のずれやすれ違いを、旧約聖書の創世記で描かれている“天地創造”、“原罪”をテーマに制作しました。この物語では、美しい世界を7日間で作った神と、それを汚す人間の欲や醜さが描かれていますが、その欠点こそ人間らしさそのもので、美しさだと捉え、肯定する作品です。Madkosmosが作る哀愁を感じさせるビートと、Truvian Greyの無機質かつ感傷的なボーカルワークにさらに深みを持たせる映像で、何回も見ていただくと、いろんなメッセージが見えてくる作品になっているので、皆さんにもその世界に触れてもらえたら嬉しいです。


【リリース情報】

Madkosmos 『Floating in the Dark Night』
Release Date:2020.03.25 (Wed.)
Label:Sujaku Records JP
Tracklist:
1. Blind
2. Dancer in a Bar
3. Focal Point (feat. Truvian Grey)
4. Slumbering (feat. SixFoor & Ayu Okakita)
5. The Beauty of Fear
6. 灯 (w/ BASICA)
7. Floating in The Dark Night
8. A Perspective Plan

■Madkosmos:Twitter / Instagram / SoundCloud


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