食品まつり a.k.a. foodmanによる個展『uchigawa tankentai 展』開催

食品まつり a.k.a foodmanによる個展『uchigawa tankentai 展』が東京・初台Open Roomにて11月15日（土）より開催される。

食品まつりは、名古屋を拠点に活動する電子音楽家。UK〈Hyperdub〉、US〈Orange Milk Records〉など世界有数のレーベルから作品を発表し、ヨーロッパや北米、アジア各地でのライブも高く評価されている。

本展は、2023年に発表されたEP『uchigawa tankentai』を基点に、画家として「自分との対話」や「内なる葛藤」をめぐる精神的探求を可視化する試みだという。出品される20点の作品は、一枚ごとに独立した物語を持ちながらも、共通して「真の自分」との出会い、「自分自身との戦い」というテーマを内包している。

会期は12月10日（水）まで。初日となる11月15日（土）にはレセプションパーティも開催予定となっており、食品まつりによるミニライブも披露される。

以下、プレスリリースからの引用。

いま、uchigawa（内側）が熱い。

“uchigawa（内側）”とは、心の深層に沈殿する記憶や感情、まだ言語の形をとらない意識の原初的層を指します。そこに宿るのは、誰の胸の奥にも燃える、小さな火。

この“探検”はuchigawa（内側）のコアにおいて脈動する原初の熱へと向かう試みであり、その極点において開かれる未知の光景＝mukougawa（向こう側）を志向する精神的旅路です。内省の静寂と覚醒の衝動が交錯するその瞬間、観る私たちの心にも、確かな温度が灯ることでしょう。ぜひこの機会にご高覧ください。

また、食品まつりは11月17日（金）にDJ HAUS主宰レーベル〈UTTU〉より3曲入りEP『Namera EP』をリリース予定。先日10月17日（金）には先行シングル“Zundoko”がリリースされている。同EPにはこれまでライブでしかプレイしていなかったダンストラックが収録され、すべてELECTRIBEのみで制作されたという。