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Alabama ShakesのBrittany Howard、初のソロ・アルバムから第3弾SGリリース & セッション映像公開


2019.08.15

Alabama Shakesのリード・ボーカル/ギタリストのBrittany Howardが9月18日(水)に日本先行リリースする初のソロ・アルバム『Jaime』より、第3弾シングルとなる「He Loves Me」が8月14日(水)にリリース。合わせてセッション映像も公開された。

本映像はアメリカ音楽の聖地ナッシュビルにあるサウンド・エンポリアム・スタジオで撮影された。自らの体験をもとに、神の無償の愛をテーマに歌われるこの曲には、BrittanyがYouTubeで見つけたヒューストン在住のTerry K. Anderson牧師による説教の一部がサンプリングされ、次元を超えた不思議な音空間が展開されている。

「この曲はアルバムの中で、とても重要な意味をもっている。神を愛し、また愛されるということは人によってその形は様々だということを伝えたかった。姉が亡くなった時、私の家族は悲しみに打ちひしがれた。通っていた教会からも遠ざかったし、神様は私たちを傷つけ罰しようとしてるとすら思った。でも後に私は音楽の中に神を見出し、自分の声の中に神を見つけた。神様は私自身と家族にいつもプランを用意していたんだって気が付いた。その体験をこの曲で表現している。神様は決して私を見捨てはしないということが最大の気づきだったから。この数年挫折した時でも神様の絶対的な愛とゆるしを私は感じていた」とBrittanyは語っている。

なお、映像にはAlabama Shakesの盟友Zac Cockrellがベース、今回初共演となったNate Smithがドラムスで参加している。撮影監督はBrittanyの友人のDanny Clinch。

Brittanyのソロ・デビューとなる本作のタイトル『Jaime』は、Brittanyの姉の名前から付けられている。ピアノの手ほどきや詩の書き方を教えてくれた4歳年上だった姉Jaimeは、病気のため13歳の若さでこの世を去った。6月に公開された新譜からの第1弾シングル「History Repeats」のカバー・アートには、幼少時のBrittanyとJaime姉妹の写真が使われている。

『History Repeats』カバー・アートワーク

バンド・メンバーには先述のZac Cockrell、Nate Smithに加え、現代ジャズ・シーンを牽引するRobert Glasperも名を連ねている。また、Alabama Shakesのサポート鍵盤奏者Lloyd BuchananやPaul Horton、Bon IverのRob Moose、収録曲「Tomorrow」にはNorah JonesやMadeleine Peyroux、Maceo Parker、John Scofieldなどからも信頼を寄せられるキーボーディスト、Larry Goldingsが参加。ミックスはAlabama Shakes『Sound & Color』でグラミー賞を受賞したShawn Everettが手がけている。

国内盤は初回盤のみデジパック仕様となりカバー写真(アルバム、シングル2種類、ロゴ)のステッカー封入特典が付く。


【リリース情報】

Alabama Shakes 『Jaime』
Release Date:2019.09.18 (Wed)
Tracklist:
1. History Repeats
2. He Loves Me
3. Georgia
4. Stay High
5. Tomorrow
6. Short and Sweet
7. 13th Century Metal
8. Baby
9. Goat Head
10. Presence
11. Run to Me

※国内盤先行発売

リリース詳細

Brittany Howard 日本オフィシャル・サイト


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