阿佐ヶ谷ロマンティクス、1年ぶりニュー・シングル「きっかけ」リリース＆ MV公開

阿佐ヶ谷ロマンティクスが1年ぶりとなるニュー・シングル「きっかけ」を本日5月26日（水）にリリース。同曲のMVが本日公開された。

今作はこれまでの抒情的な日本語ポップスにホーン、ストリングスを加えたリッチなサウンドに仕上がっている一方で、どこかに人々の生活を感じさせる、阿佐ロマ流の“タウン・ポップ”といった作品になっている。

前作となるEP『独り言』がアメリカ、アジア圏からの注目を集め、リスナーを拡大中の阿佐ヶ谷ロマンティクス。MVも日本国内のみならず海外を意識し制作。監督は広田智大が務め、猿渡遙が出演。英語、中国語の3カ国語の字幕に対応した、“生活”をテーマにしたコンセプチュアルな作品に仕上がっている。

なお、本作は〈HIP LAND MUSIC〉によるデジタル・ディストリビューション＆プロモーション・サービス〈FRIENDSHIP.〉がデジタル・リリースをサポートしている。

阿佐ヶ谷ロマンティクスは来月6月13日（日）には東京・下北沢BASEMENT BARにてKONCOSとのツーマン・イベントが開催予定。こちらもチェックを。

【阿佐ヶ谷ロマンティクスコメント】

1年ぶりのリリースとなる本作。長い制作期間が終わって、ようやくリリースができることに喜びを感じています。

『きっかけ』はタイトルの通り、物事のきっかけを辿る時（恋愛、旅行などが想像しやすいと思いますが）のような、過去を思い起こす際のムズムズ、ワクワク感を表現しようと思い立ったのが楽曲制作の始まりです。センチメンタルジャーニーという言葉がありますが、意味的には近しい部分もあります。しかしながら、ただノスタルジアを感じるだけではなく、現在そして先の未来についてもポジティブに捉えた作品にしたいと思っていました。そして阿佐ヶ谷ロマンティクスのきっかけとなるような曲になれれば良いなという意味も込めて『きっかけ』という曲を作りました。

なぜそのような曲を書くに至ったかというと、少なからず世の中の状況ともリンクしているところがあります。我々も昨年冬のリリースから、コロナウイルスの流行により、自宅での自粛が続きました。約5ヶ月間、メンバー同士が顔を合わせることのできませんでした。そのような状況を経て、再スタートする際に出来上がったのがこの曲です。

2020年は音楽を見つめ直すにはとてもよい時間でした。やりたくてもできない、そうした状況下でたくさんの音楽を聴き、音楽に助けられました。そしてたくさん表現したくなりました。こうして今作のリリースに至ります。

ぜひ阿佐ヶ谷ロマンティクスの『きっかけ』から始まる、これからの歩みに暫しお付き合いください。

【リリース情報】