プロデューサー・デュオのANIMAL HACK、東京を拠点とするプロデューサー・PARKGOLF、沖縄出身の新世代シンガー・Nazによるコラボ曲「Can We Fly」が本日7月7日(水)にリリースされた。
本作はPARKGOLFがアナログ・シンセで作り出した温かみのあるサウンドと、ANIMAL HACKのオルタナティブで緻密なサウンドが混ざり合ったチルポップ・ミュージックに。デジタルながらオーガニックで瑞々しい質感を持った仕上がりになっている。
また、冨田ラボや江崎文武(WONK / millennium parade)などに賞賛されたNazによる絶妙に揺らぎのあるメロディは、大きなライブ会場だけでなく小さな部屋にもフィット。全編英語詞で綴られたリリックでは、葛藤し自問自答しながらも前に進もうとする、誰もが抱いたことのある普遍的な思いが描かれている。
【MASAtO(ANIMAL HACK) コメント】
2017年頃イベントでよく一緒だったPARKGOLFと、完全に初めましてなシンガーNazさんとの共作。進め方はちょっと変で、ANIMAL HACK 2名とPARKGOLFの合計3名で同時に各々が好きな音を作って、あとから合わせて一つの曲にするというやり方。だけど意外と一個になったし逆にいい意味で変な部分はしっかり残った。そのあと出来上がったトラックに最も合うシンガーを3人で探して、4人目のNazさんが入ることで意志やメッセージが宿り、曲はとても面白い仕上がりになりました。全編英詞ですが、かなり前向きな思いが込められているので是非読み込んでください。
【YUtA(ANIMALHACK) コメント】
この楽曲は、コロナの影響が顕著になってきた2020年の春頃からPARKGOLFと共に制作を始めました。
コロナ禍で世の中の状況が激しく移り変わっていく中で、曲に関する思いを共有しながらトラックの制作を進め、NAZさんの凛としたエネルギーに溢れたボーカルが乗ることで、穏やかながらも色鮮やかな楽曲に仕上がりました。
この曲が誰かの力の源になることを願っております。
【PARKGOLF コメント】
2020年の自粛期間中に誰かと曲作りたいとSNSで言ってたらANIMAL HACKに声かけてもらって始まった曲。
Nazがvocalで入る事によって出てきた曲の雰囲気もあって、お互いにない部分を補完できて進んでいくのがおもしろかった。
【Naz コメント】
大人になるにつれて身につく技能や、行動するための方法や選択肢が増えていくとともに、それによって出来ない理由や、見えない常識も植え付けられていって、子供の頃のように希望を持つ事が難しくなっていました。
ANIMAL HACKさんと、PARKGOLFさんの作る音が、こんな想いに気づかせてくれました。
Can We Flyを聴いて、子供の頃の自分が信じていたものや、感覚を忘れないでいられたらいいなと思います。
【リリース情報】
ANIMAL HACK & PARKGOLF & Naz 『Can We Fly』
Release Date:2021.07.07 (Wed.)
Tracklist:
1. Can We Fly
■PARKGOLF:Instagram / Twitter / SoundCloud