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フェスでは約5人に1人がハーフマラソンと同等の距離を歩いていると判明 味の素の調査にて


2024.06.27

※味の素㈱調べ

味の素株式会社による「音楽フェスに関する実態調査」の結果が発表された。

本調査は来たる音楽フェスシーズンに向けてフェス疲れの実態を明らかにすることを目的に、音楽フェスに参加した経験のある471名に対してアンケートを実施した。

調査結果サマリ
・音楽フェス経験者のうち、半数近くが最後まで体力が持たなかったと回答。
・音楽フェスの常連ほど「疲労回復グッズを必ず持っていく」ようになる傾向が判明。
・フェス後に筋肉痛や疲労を感じたことがある人は8割。
 そのうちの9割以上は、翌日以降も疲労が残ったと回答。
・約5人に1人がフェスで30,000歩以上、ハーフマラソンと同等の距離を歩いているという結果に。

「音楽フェスで最後まで体力が持たずに楽しみ切れなかった経験はありますか」という質問に対して、48%が「よくある」「たまにある」と回答し、半数近くは音楽フェスに行って体力が持たなかった経験があることが判明。長時間にわたって立ちっぱなしであることや、徒歩での移動が大きな負担となっていると考えられ、フェスを楽しむための体力維持の重要性が浮き彫りになった(※ヘッダー画像参照)。

また、「音楽フェスに必ず疲労回復グッズ(エナジードリンク・サプリメントなど)を持っていきますか」という質問では、「はい」と回答した人の割合が、音楽フェス参加回数5回以下では33%と約3人に1人であったのに対して、6回以上の常連では52%と半数以上に。“音楽フェスを経験すればするほど、疲労回復グッズの重要性に気づく”人が多いことが明らかになった。

「音楽フェスの後、筋肉痛や疲労を感じたことはありますか」という質問では、83%が「感じたことがある」と回答。さらに、そのうちの9割以上が、疲労感を翌日以降まで持ち越してしまっていたことが判明した。

「音楽フェスでの運動量はどれくらいだと感じますか」という質問では、「1時間ほどのランニング」以上の運動量と同程度だと回答した人が40%となった。さらに、実際の当日の歩数についても調査を行ったところ、約5人に1人が3万歩以上歩いたと回答。これは約20km、つまりハーフマラソンと同等の距離に相当し、その他のスポーツではプロサッカーやプロバスケットボールの試合で選手が走る距離の2倍にも匹敵すると言われている。このことからも、音楽フェスはかなり体力を使うアクティビティであり、しっかりと疲労対策をする必要があることがわかる。

人間のカラダを構成しているたんぱく質は、20種類のアミノ酸でできている。運動をすると、エネルギー源となるアミノ酸を作るために、筋肉にあるたんぱく質の分解が進む。その結果、筋肉が減り、損傷しやすくなる。しかし、それを防ごうとアミノ酸をたんぱく質から摂ろうとすると、消化・吸収まで3〜4時間ほどかかるという。そのため、アミノ酸の形で直接摂取することが重要とされている。

アミノ酸には様々な種類があるが、特に筋肉のたんぱく質の合成を促進し、筋疲労や筋肉痛を軽減するバリン、ロイシン、イソロイシンという3種類の必須アミノ酸を総称して「BCAA(分岐鎖アミノ酸)」という。BCAAを音楽フェスのようなハードなアクティビティの前後に摂取することで、最後まで楽しむスタミナの確保や、損傷した筋肉や疲労の回復の促進が可能となり、翌日以降に疲労を持ち越さない効果が期待できるとのこと。

本調査の結果を、これからのフェス参加の際の参考にしてみてはいかがだろうか。

味の素株式会社 ~Eat Well, Live Well. ~AJINOMOTO オフィシャルサイト


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