韓国・ソウル発の4人組シンセポップバンド、ADOY(アドイ)が3rdフルアルバム『KOMOREBI』を本日10月29日(木)にリリースした。
ADOYは、2017年にソウルで結成された、Oh Juhwan(オ・ジュファン / Vo., Gt.)、ZEE(Syn.)、Jung Dayoung(チョン・ダヨン / Ba.)、Park Geunchang(パク・グンチャン / Dr.)からなるバンド。インディならではの独創性と、大衆を引きつけるポップなソングライティング、ノスタルジックなメロディ、洗練されたシンセサウンドを融合させたスタイルを、自ら「Commercial Indie」と定義づけている。2023年には、台湾のSunset Rollercoaster(落日飛車)やタイのPhum Viphuritら海外アーティストが参加したリメイクEP『us』を発表。『SXSW』や『Reeperbahn Festival』、『Mahorasop Festival』など世界各地のフェスにも出演し、国境を越えて支持を広げている。
結成から9年間、ドリーミーな音像とノスタルジーで、若さやロマンスの美しさを描き続けてきたADOY。本作は、これまでの歩みで得た大切な記憶や直面した葛藤を受け止めながら、自らを定義づけてきた音楽的アイデンティティを再発見した作品だ。割れた陶器を漆と金で美しく修復する日本の伝統技法「金継ぎ」のように、再生と再構築のプロセスを経て、彼らのシグネチャーサウンドはさらなる深みと成熟を獲得した。
全11曲からなる本作は、先行リリース曲“Gooood”と“KONA”で幕を開ける。心地よいメロウなリズム、豊かなメロディ、そして情緒あふれるサックスのアレンジが聴く人を包み込み、従来のシンセポップを基軸にしながらも、緻密な音響構築とジャンルを横断するコラボレーションによって音楽的領域を押し広げている。“Omega”には、Passion PitやHoly Ghost!の楽曲を手がけたプロデューサー/ミキシングエンジニアのAlex Aldiが参加。韓国のシンガーソングライター・Kim Suyoung(キム・スヨン)を迎えた“No Repeat”や、ベーシストのJung Dayoungのドリーミーなボーカルをフィーチャーした“ROMI”も収録されている。
北野武監督の映画と同名のタイトルを冠した表題曲“Kids Return”は、本作の核となるメッセージを表現した1曲。「過去を受け入れ、新たな意志を持って前へ進む」という、バンドの旅路はまだ終わらないという前向きなメッセージが込められている。
アルバムタイトルの『KOMOREBI』は、木々の葉の間から差し込む陽光を表す日本語の「木漏れ日」に由来し、アルバム全体に流れる温かさ、ノスタルジー、そして静かな希望を象徴している。音楽的なアイデンティティを無理に作り直すのではなく、「自分たちが何者であり、自らの音楽が何を意味するのか」への深い理解のもとで制作された本作は、ADOYにとっての「新たな章の始まり」を告げる作品となっている。
【リリース情報】

ADOY『KOMOREBI』
Release Date:2026.10.29 (Thu.)
Label:Angel House
Tracklist:
1. Gooood
2. KONA
3. Kids Return
4. Time’s a Thief
5. Omega
6. ROMI
7. ASK
8. Zebra
9. No Repeat (feat. Kim Suyoung)
10. Gush
11. Romantic










