タカノシンヤと峰らるを中心とたメタポップ・プロジェクト、Frascoの“シンバム”『REM』から、「Okiru」がTOKYO SOUNDSのMoving Jacketシリーズに登場。
“シンバム”とはシングルで作るアルバム仕様のプレイリスト。10曲のシングル作品を連続リリースし、全てが揃った時にひとつの作品として完結するという、Frasco独自のプロジェクトとして、ことし2月から始動。この「Okiru」は、6月にリリースされたシンバムの最終作。
『REM』は「眠りや夢、現実と非現実のミックス」をコンセプトに一貫したテーマで作られており、この「Okiru」は文字通り「目覚め」についての曲となっている。さっきまで見ていた夢の内容が、思い出せそうで思い出せないあのフワフワとした微睡みの中の感覚が、歌とサウンドで表現されているようだ。また、シンバムに収録されている「Love Song」のメロディがグロッケンのような音色で引用されているのも、いつか見た夢の内容を思い出すような感覚を再現しているのではないだろうか。
また、今回の映像はFrascoの一員であり、Frasco「Viewtiful」のMVなども手がける、映像クリエイター・ユニット、yorocineが本企画のためにフル尺で新たに制作したもの。サウンドに連動して動く、アニメーションにも注目して欲しい。
Text by Nojima
【TOKYO SOUNDSとは】
“新しい音楽シーンをつくる”ことを目的として、国内外の新鋭MUSICを発信する音楽メディアSpincoasterと、様々な領域のアート・ディレクション/デザインを手がけるMIRRORのタッグで設立したプロジェクト。
TOKYO SOUNDSはSpincoasterとMIRRORのこれまでの活動による表現者とのネットワーク、キュレーション力、メディア力を活かし、以下の3つの機能を有している。
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①楽曲や映像、アートワークなどのオリジナル・コンテンツを制作する
『クリエイティブ・プロダクション』
②SpincoasterのWEBメディアやYouTubeチャンネル、instagramを活用し音楽を発信する
『メディア・プロモーション』
③アーティストやクリエイターの活躍の幅を広げるサポートを行う
『エージェンシー』
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